2022年3月17日
高専機構、「第4回高専防災コンテスト」最終審査の結果を発表
国立高等専門学校機構(高専機構)は16日、防災科学技術研究所(防災科研)と共催する「第4回高専防災コンテスト」の最終審査の結果を発表した。

最終審査会は、2月18日にオンラインで開催。残った9チームが、地域防災に貢献する自分たちのアイデアについて、地域住民や自治体へのヒアリングや、実証実験を重ねて行ってきた検証の成果を発表した。
最優秀賞に選ばれたのは、和歌山工業高専の「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」で、小学生が興味を持てるRPGゲーム感覚で災害や避難について学習できる教材を開発。
和歌山・日高川町立山野小学校で実際に使用してもらい課題を検証し、和歌山県土砂災害啓発センター、日高川町教育委員会、日高川町(防災センター)からの助言などを開発に反映するなど、広く関係機関を巻き込んだ取り組みが高く評価された。
同コンテストは、高専生の技術・知見・柔軟な発想力を地域の防災力・減災力向上に生かそうと、2018年度から高専機構と防災科研の共催でスタートした取り組み。
地域の防災力・減災力を向上させるアイデアを高専生(チームでも個人でも可)から募集する1stステージと、1stステージを通過したアイデアについて、提案者が検証を行う2ndステージに分かれており、提案者はその検証成果を最終審査会で発表する。
最終審査結果の概要
■最優秀賞:和歌山工業高専「土砂災害啓発を目的としたRPG防災教育教材の開発」
■高専機構賞:木更津工業高専「避難所運営をサポートするITシステム:Shelter Management And Support System」(SMASS)
■防災科研賞:沼津工業高専「知の防災教育の推進と高専間防災ネットワークの構築」
■気象災害軽減コンソーシアム賞:奈良工業高専「パイプハウスの台風対策」
■特別賞:東京工業高専「清掃ロボの環境認識地図を活用した家屋内防災地図生成システム」
詳細
関連URL
最新ニュース
- 朝日学生新聞社、中高生の約8割「単願制よりデジタル併願制がよい」(2025年12月23日)
- プログラミング言語の平均年収、1位は3年連続「Go」、2位「TypeScript」、3位「Ruby」=paiza調べ=(2025年12月23日)
- ZEN大学、ミネルバ大学との初の国際協働 「Minecraft」で挑む海洋課題解決プロジェクト実施(2025年12月23日)
- こどもDX推進協会、第7期 こどもDXに関する議論・調査・政策提言を行う公募を開始(2025年12月23日)
- 万博レガシー協育プロジェクト「みらいチャレンジEXPO」1月から全国7校で授業を開始(2025年12月23日)
- 国立高等専門学校機構、「第4回高専GIRLS SDGs×Technology Contest」の本選を開催(2025年12月23日)
- NTTドコモ、「第24回ドコモ未来ミュージアム」・「第3回ドコモ未来ラボ」受賞者決定(2025年12月23日)
- ラグザス・クリエイト、プログラミングスクール「忍者CODE」がクリスマスキャンペーン(2025年12月23日)
- 教育ネット、全国約2600校「らっこたん」ユーザー128万人対象のタイピング大会開催(2025年12月23日)
- ワンキャリア、企業人事向けオンラインカンファレンス「新卒採用カンファレンス 2026冬」開催(2025年12月23日)











