2022年7月14日
国境なき医師団、小学5・6年生向け「世界といのちの教室 学校授業用デジタル教材」提供開始
国境なき医師団(MSF)日本は、小学5・6年生向け学習教材「世界といのちの教室 学校授業用デジタル教材」を開発、13日から提供を開始した。
MSF日本はこれまでも若い世代へ人道援助の理解・支持を広げるための取り組みを行ってきており、全国の学校などでMSFの海外派遣スタッフが活動地での状況や体験を話す講演を行っているほか、2020年10月には小学5・6年生を対象に、海外派遣スタッフが講師を務めるワークショップを取り入れた教育プログラム「世界といのちの教室」を開始した。
このたび、教育現場でのICT環境の整備が進んでいることから、道徳科や社会科、総合的な学習の時間に教員が活用できるデジタル教材の開発を行った。教材は実話をもとに構成され、将来を担う若い世代が、いま世界各地で起きている人道危機を知り、自分ごととして考えを深めること、また、国境を越えて人道援助を届ける意義を理解することを目的としている。45分以上の授業1回での利用を想定しており、利用希望の教員に無料で提供する。
夏休み企画として8月7日(日)10:30~11:30にオンラインで参加できる模擬授業を開催する。対象は小学5・6年生。教育機関関係者の視聴も可能。定員40名。参加は無料。保護者による申込を受け付ける。
関連URL
最新ニュース
- 新学期、小学生の母親の65%以上が「子どもの学校生活に不安を感じる」と回答=ドラゴン教育革命調べ=(2025年4月10日)
- Neat、ビデオ会議システムが大分県「遠隔教育配信センター」で多数採用(2025年4月10日)
- 国立西洋美術館、ロダン彫刻全60点の3Dモデルを公開 特設サイト「みんなの3Dロダン図鑑」開設(2025年4月10日)
- 日本数学検定協会、三鷹市教育委員会と連携協力に関する協定を締結(2025年4月10日)
- ティーンエイジャービジネス協会、小中学生と保護者対象教育キャンプ「はじめてのビジネスキャンプ」開催(2025年4月10日)
- 大阪工業大学、授業「ロボティクス&デザイン工学演習『おまもり』をデザインする」実施(2025年4月10日)
- 教育AI活用協会、「教育AIサミット実例大全」開催レポートを公開(2025年4月10日)
- 「U-22プログラミング・コンテスト2025」が応募要項を公開(2025年4月10日)
- エデュケーショナル・デザイン、Roblox専用ビジュアルプログラミングソフト「ロブクラッチ」開発(2025年4月10日)
- KENTEM、動画と確認問題で情報Ⅰが学べるアプリ「情報1 Labo」リリース(2025年4月10日)