2022年9月7日
スマートロック「RemoteLOCK」による中学体育館の夜間開放、神戸市で開始
構造計画研究所は6日、暗証番号式・クラウド管理機能を備えたスマートロック「RemoteLOCK」(リモートロック)と、予約システム「まちかぎリモート」を活用した中学校体育館の夜間開放が、11月1日から兵庫県神戸市で開始されると発表した。
同市は、11月1日から中学校体育館の夜間開放を実施するのにあたり、体育館の鍵としてICT技術を活用したスマートロック「RemoteLOCK」を設置。予約システム「まちかぎリモート」と連動させることで、人手を介さない運用による夜間の体育館開放を行う。
対象の中学校体育館は計16校で、12月以降、順次拡大予定。また、体育館の開放に先立ち、9 月中旬から利用団体の登録受付を開始する。
今回の取り組みは、同市の地域・行政課題をスタートアップ(成長型起業家)と市職員が協働して解決する国内自治体初のプロジェクト「Urban Innovation KOBE」(アーバンイノベーション神戸)で採択。2021年9月から約半年間、3校で実証実験を行った結果、正式運用を開始することになった。
「RemoteLOCK」は、Wi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロックで、RemoteLock社(本社:米コロラド州)が開発し、日本国内では同研究所が提供。
暗証番号による入室が可能で、年齢を問わず住民らが公共施設を利用するにあたり利便性が高く、またセキュリティの担保と施設の省人化運用の両立を図っている宿泊施設や店舗などでも、多くの利用実績がある。
また、「まちかぎリモート」は、予約・支払いから鍵の受け渡しまでをワンストップで行える施設予約システムで、同研究所が開発・提供。
関連URL
最新ニュース
- オーディーエス、2024年度の鳥取県GIGAスクール運営支援センター業務を受託(2024年4月19日)
- AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減(2024年4月19日)
- 子育て環境、8割の保護者が「地域間格差がある」と回答、特に「子育て施設・設備」で実感 =トラストバンク調べ=(2024年4月19日)
- 小中学生の60%が「新学期に学校に行きたくないと感じたことがある」=ニフティ調べ=(2024年4月19日)
- 保護者の6割以上が子どもの自主学習をサポートしている=明光義塾調べ=(2024年4月19日)
- 国公立大学現役合格者の勉強時間、高3で休日6時間以上が48.6% =じゅけラボ予備校調べ=(2024年4月19日)
- 東京理科大、「デジタル人材」を育成する学部・学科を2026年4月に新設(2024年4月19日)
- 東京経済大学、高校生向けのオンライン講義「東経大ライブ」26日から全10回配信(2024年4月19日)
- 東京大学とNTT東日本、地域循環型社会の実現に向け産学協創協定を締結(2024年4月19日)
- 国立高等専門学校機構、「第3回 高専GIRLS SDGs×Technology Contest(高専GCON2024)」開催(2024年4月19日)