2022年12月21日
プログラミング言語、転職ニーズNo.1は「JavaScript」、年収No.1は「Scala」=paiza調べ=
paizaは20日、転職・就職・学習プラットフォーム「paiza」に登録するITエンジニア・プログラミング学習者を対象に「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」を実施した結果を公表した。
それによると、社会人における学習で安定的に人気の高い言語はPython、Java、PHP、JavaScriptとなった。Pythonはデータサイエンス、数値計算、機械学習系のライブラリが充実しておりAI、統計処理、研究などでよく使われる。Pythonは読みやすさ、分かりやすさを重視した言語で、初学者でも学びやすく、社会人、学生ともに人気がある。Java、PHP、JavaScriptは、企業の開発現場で広く使われており求人数が多い言語と言える。また、調査ではGo言語、Kotlinの学習人気が特に伸びていることが分かり、逆に人気が下降傾向にあるのはRubyだった。
学生の学習でも、社会人同様PythonとJavaは人気が高いものの、学生ではC++やC、C#が社会人よりも人気があった。おそらく、学校の授業で学習するユーザーが増えていることや、競技プログラミングやゲーム開発などで利用するために学んでいる可能性が考えられる。
また、2022年の言語別の平均年収ランキングでは、学習人気、企業ニーズともに伸びている比較的新しい言語Scala、TypeScript、Go言語がトップ3を占めた。特にScalaは2020年と比べて平均年収が約72万円の大幅アップとなっており、稀少なスキルを持つ人材を獲得するために企業が年収を上げていることが考えられる。一方で、C++やCは2020年と比べて平均年収がそれぞれ約44万円、約46万円と大きく減少していることが分かった。
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