2025年3月3日
医学部受験者の大多数が、通っていた予備校を変更または変更を検討したと回答=メディカルラボ調べ=
医系専門予備校メディカルラボを運営するキョーイクは2月28日、「医学部受験者の予備校選択の後悔」に関する調査結果を公表した。
調査は、予備校に通って医学部受験をした人のうち、合格して医学部に入学した/不合格で医学部の入学を諦めたと回答したモニターを対象に、2月14日~18日に行われ、1011名から回答を得た。

回答者のうちの約7割が浪人の経験があると回答。その原因は何だと思うかを訊ねたところ、「基礎学力が足りなかった」「勉強の質や方法が自分に合っていなかった」「志望校対策が不十分だった」「予備校が自分に合っていなかった」という回答が上位となった。

約8割の人が予備校の選択を後悔したことがあると回答。そう答えた人に理由を訊ねたところ、「志望校対策が不十分だった」という回答が最も多く、「教材や指導方法が合っていなかった」「講師との相性が悪かった」と続いた。

医学部に入学した人の約9割が予備校を変更した、あるいは変更を検討していた。特に、医学部に入学した人で予備校の変更をしたことがある人は約半数と、医学部を諦めた人の倍以上となり、自分に合った環境を求めて積極的に予備校を変更していた様子が窺える。

また、予備校を変更したタイミングについては、医学部に入学した人、入学を諦めた人のどちらも、「浪人1年目の春」に予備校を変更、または変更を検討した割合が最も高くなった。

最後に予備校の選択で重視すべきポイントを訊ねたところ、「講師の質や指導スタイル」の回答が最も多く、次いで「医学部受験に特化したカリキュラムか」「自分の学力レベルに合った指導か」となった。
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