2025年7月28日
経済的困窮家庭の6世帯に1世帯が「夏休みの子どもの体験予算0円」=チャリティーサンタ調べ=
チャリティーサンタは25日、経済的に困難を抱える全国の子育て家庭3871世帯を対象に実施した、「夏休みの実態アンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「夏休みの子どもの体験予算」を聞いたところ、49.4%が「5000円以下」と回答したほか、16.6%(6世帯に1世帯)の家庭が、「子どもの夏休みにかけられる体験予算は0円」と回答した。同予算の中央値は「3000〜4999円」で、映画館での鑑賞1回分(親1人、子ども2人の場合4000〜5000円)に当たる。

また、今年の夏休み、「子どもが希望している“夏らしい体験”をどのくらい実現できそうか」と尋ねたところ、実に半数(50.0%)の家庭が「ほとんどできない」と回答。「すべて体験できそう」は0.5%未満だった。
回答者の自由記述からも、夏休みならではの非日常的な体験を「あきらめることが当たり前」になっている家庭が多く、今年も半数の家庭が子どもの希望をあきらめさせていることが分った。

子どもと過ごす夏休みについては、7割以上(72.5%)の家庭が「憂鬱」と答えており、「楽しみ」と回答したのはわずか27.5%だった。
「憂鬱」と回答した保護者からは、「お弁当をつくらなければならず、米はまだまだ高いし、食費もかさむ。家にエアコンがないので熱中症も心配。裕福な家はいいが、お金も休みもないウチは苦痛でしかない。夏休みなんてなくなればいいと思う」(中学2年)や、「どこにも連れて行ってあげられない、夏の思い出を作ることができない、周りのみんなは夏休みのお出かけで保育園をお休みしているのに、全く休まず園しか行かない状況が悲しい」(小学1年)、などの声が寄せられた。

こうした状況下、当の子どもが「行ってみたいと話している屋内施設」を聞いたところ、最も多かったのは「映画館」73%で、以下、「水族館」47.1%、「市民プール・体育館」45.7%などが続いた。猛暑が続く昨今、「涼しく、比較的手軽に非日常を味わえる」場所として、映画館を希望する声が最も多かった。
この調査は、児童扶養手当・就学援助・生活保護の受給世帯、またはそれに準ずるような経済状況で、18歳以下の子どもがいる全国の家庭を対象に、6月30日~7月7日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は3871世帯で、その内訳は、「ひとり親家庭」が95.94%(両親との同居なども含む)で、「子ども1人世帯」が47.0%、「2人世帯」が34.4%、「3人世帯」が13.5%、「4人以上世帯」が5.1%。
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