2026年5月26日
新潟医療福祉大学、ゲームをして眼を良くする? 子どもが楽しく弱視治療に取り組むゲーム型治療
新潟医療福祉大学視機能科学科、ウズベキスタン・NAZAR Eye Center、電気通信大学、北里大学からなる共同研究グループは25日、特殊なタブレット端末「Occlu Tab(オクルタブ)」を使用したゲーム型訓練により、両眼性弱視の子どもの視力が改善することを明らかにし、国際誌「Clinical Ophthalmology」に5月19日付で論文が掲載されたと発表した。
弱視とは視機能が十分に発達しない病気であり、視機能の成長期である子どもの間しか治療できない。治療では視力の良い方の眼に眼帯を貼って、視力の悪い方の眼のみを使うという訓練方法が主流だが、視力の良い方の眼を隠されると子どもが嫌がるため、継続が難しいという課題があった。
今回の研究では、Occlu Tab(iOS版はOcclu Pad)という特殊なタブレット端末を使ってゲーム訓練を行った。 Occlu Tabは専用の眼鏡を通してのみ映像を見ることのできる特殊な構造を持つタブレットで、肉眼では画面が見えない仕組みとなっている。さらに、訓練対象でない眼は眼鏡を通してもタブレットの画面が見えないので、ゲームをする間は自然と訓練対象の眼を使うことになる。これまでは片眼性の弱視の治療に使われてきたが、 Occlu Tabで左右の眼を交互に訓練することで、両眼性弱視に対しても治療効果のあることが明らかにされた。
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