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2026年7月21日

子どもが未来に描いていたのは”便利さ”より”やさしさ”だった! = NTT ドコモ調べ=

NTT ドコモは17日、創作絵画コンクール「ドコモ未来ミュージアム」の第 25 回開催にあたり、小学生の子どもとその保護者 300 組を対象に「親と子の描く未来観ギャップ実態調査」を実施、調査の結果を発表した。


それによると、AIやインターネットの普及により、子どもたちが多くの情報や答えに容易にアクセスできる時代となる中、約4割の保護者が「インターネットや AI で簡単に答えが得られることで、子どもが自分で考える機会が減っていそう」と回答した。

また、約3割の保護者が「子どもが想像力を育む機会は十分にない」と回答した。これらの結果から、AI時代において、子どもが自ら考え、自由に発想する機会の重要性が示された。


保護者が想像する未来像では、「災害や事故が少ない」「AI やロボットが何でも手伝ってくれる」「お金や仕事の心配がない」などの「利便性」を重視する回答と、「自然や動物がたくさんある」「みんなが仲良く暮らせる」「困っている人を助け合える」「戦争や争いがない」などの「やさしさ」を重視する回答がほぼ同程度となった。

一方、子ども自身は約6割が「やさしさ」を重視する回答を選択し、「利便性」を重視する回答を上回った。

保護者は「やさしさ」に加え、社会課題の解決や利便性を重視する一方、子どもは人とのつながりや思いやりなど「やさしさ」を重視して未来を描く傾向が見られた。


子どもの回答を見た保護者に感想を尋ねたところ、「子どもは想像以上にやさしい視点を持っている」が最多となり、約3人に1人が「子どもへの見方が変わった」と回答した。


■親子間の「未来像のギャップ」の可視化
親子間の「未来像のギャップ」をより具体的に示すため、「未来の社会」「未来の学校」「将来なりたい大人」の 3 点について、子どもに自身の考えを尋ね、保護者には「子どもが未来についてどのように考えていると思うか」を予想してもらった。両者の回答割合の差を「ギャップ」として数値化し、差が大きかった項目をランキング形式で紹介する。

子どもが未来の社会に求めるのは、「平和」と「助け合い」
保護者には「子どもはどのような未来を望んでいると思うか」、子どもには「未来の社会は、どうなったらいいと思いますか」と尋ねた。その結果、「平和で助け合える世界になる」、「自然や動物が大切にされている」、「最新技術が大きく発展する」の3項目が、親子間のギャップが最も大きい項目として同率でランクインした。

「平和で助け合える世界になる」と「自然や動物が大切にされている」は、保護者の想像以上に多くの子どもが選択した一方、「最新技術が大きく発展する」は保護者の回答割合が子どもを上回る結果となった。

これらの結果から、子どもはテクノロジーの進化や利便性だけでなく、人とのつながりや思いやり、自然を大切にする未来を重視していることが分かった。一方、保護者は最新技術の発展など、社会の利便性や技術革新を重視する傾向が見られ、未来の社会に求める価値観にも親子間で違いが見られた。

【未来の社会】
同率ギャップランキング
1 位
:平和で助け合える世界になる/差 4.3%(親 19.0%、子 23.3%)
:自然や動物が大切にされている/差 4.3%(親 5.0%、子 9.3%)
:最新技術が大きく発展する/差 4.3%(親 12.3%、子 8.0%)


子どもが未来の学校に求めるのは、「友だちと協力できること」
親は”学び”、子どもは”学校生活の楽しさ”を重視する傾向に
保護者には「子どもはどのような学校を望んでいると思うか」、子どもには「未来の学校はどのような学校だったらうれしいか」を尋ねた。その結果、親子間のギャップが最も大きかったのは「友だちとたくさん協力できる」だった。

また、2 位には「毎日学校に行くのが楽しみになる」「一人ひとりに合った授業が受けられる」が同率で入った。

「毎日学校に行くのが楽しみになる」は保護者の想像以上に多くの子どもが選択した一方、「一人ひとりに合った授業が受けられる」は保護者が子ども以上に選択する結果となった。

子どもは学びの効率や利便性だけでなく、友だちと協力しながら過ごすことや、毎日楽しく通える学校生活を重視していることが分かった。一方、保護者は一人ひとりに合った学習環境や教育の充実を重視する傾向が見られ、未来の学校に求める価値観にも親子間で違いが見られた。

【未来の学校】
ギャップランキング 1 位:友だちとたくさん協力できる/差 7.0%(親 20.0%、子 27.0%)
ギャップランキング 2 位
:毎日学校に行くのが楽しみになる/差 4.0%(親 32.0%、子 36.0%)
:一人ひとりに合った授業が受けられる/差 4.0%(親 10.3%、子 6.3%)


③ 子どもがなりたいのは、「家族や友だちを大切にする大人」
親は”リーダー像”、子どもは”人とのつながり”を重視
保護者には「子どもは将来どのような大人になりたいと思いますか」、子どもには「あなたは、将来どんな大人になりたいですか」と尋ねた。その結果、「家族や友だちを大切にする人」、「リーダーとして活躍する人」、「専門的な知識や技術を持つ人」の 3 項目が、親子間のギャップが最も大きい項目として同率ランクインした。

「家族や友だちを大切にする人」は保護者の想像以上に多くの子どもが選択した一方、「リーダーとして活躍する人」は保護者の回答割合が子どもを上回った。また、「専門的な知識や技術を持つ人」については、子どもの回答割合が保護者を上回り、専門性やスキルを身につけたいという意識も見られた。

将来なりたい大人像において、子どもは家族や友だちとのつながりを大切にしながら、自身の知識や技術を身につけたいと考える傾向が見られた。一方、保護者はリーダーとして社会で活躍する姿を思い描く傾向があり、将来像に対する価値観にも親子間で違いが見られた。

【将来なりたい大人】
ギャップランキング 1 位
:家族や友だちを大切にする人/差 1.3%(親 26.3%、子 27.7%)
:リーダーとして活躍する人/差 1.3%(親 8.0%、子 6.7%)
:専門的な知識や技術を持つ人/差 1.3%(親 7.0%、子 8.3%)


今回の調査では、保護者が想像する子どもの未来像と、子ども自身が描く未来像に、さまざまな場面で違いが見られた。保護者は社会課題の改善や利便性を重視する傾向がある一方、子どもは人とのつながりや思いやり、学校生活の楽しさなど、「やさしさ」に関する項目を多く選択する傾向が見られた。


保護者に、子どもが未来について自由に考えたり、絵や作品で表現したりする機会について尋ねたところ、約9割が「重要」と回答した。また、子どもの想像力や発想の豊かさを最も感じる瞬間として、「絵を描いている・描いた絵を見たとき」が最多となった。

さらに、約8割の保護者が「ドコモ未来ミュージアム」のように、子どもが自由に未来を想像し、絵や作品で表現する機会は重要だと回答した。これらの結果から、AI 時代において、子どもが自由な発想を育み、自ら考え、表現する機会への期待が高まっていることが示された。

「親と子の描く未来観ギャップ実態調査」概要
・調査実施日:2026年6月24日(水)~2026年6月30日(火)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:全国の 25~59 歳男女で、小学 1~6 年生の子どもとその保護者 300 組
親子ペアで回答。
・調査委託先:ネオマーケティング

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