2019年7月2日
コンパス、AI 型タブレット教材「Qubena」が共愛学園中学に導入
COMPASS(コンパス)は1日、同社の人工知能(AI)型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が、共愛学園中学校(群馬・前橋市)に指導の一環として採用され、6月から利用開始されていると発表した。
AIを搭載した「Qubena」は、生徒一人ひとりの学習中の操作ログや計算過程、回答データを分析することで、つまずく原因となっているポイントを特定し、その生徒が解くべき問題へと自動的に誘導する。
同社が運営する学習塾では、中学校数学の1学年分の学習範囲を平均28時間で学習修了。小学校算数・中学校数学・高校数学IAⅡBに対応し、高校数学は河合塾と共同開発。
「集団指導」に特化した新機能「ワークブック」では、Qubenaに搭載された数万問の問題から、出題範囲や問題の難易度、出題する問題、出題順を自由にカスタマイズしてワークブックとして生徒に配信。授業演習だけでなく、小テストや宿題など様々な学習シーンで活用できるようになった。
共愛学園中学では、この「Qubena」を1年生103人に導入した。数学の授業の中で、教員による導入指導を行なった後に、教科書の問題演習に加えて、「ワークブック」機能を使用して演習問題や小テストを配信。
教員は、生徒が問題を解いている間は自発的学習を促しコーチング指導を行う。週末や長期休みの課題に、「ワークブック」機能を使用して家庭学習の課題を配信し、演習量を増やすことで基礎力を固めている。
理数系科目が重要視される昨今、同校でも、生徒の将来の選択肢を広げるため、生徒一人ひとりに個別最適化された学習(アダプティブラーニング)を通して、数学の得意不得意に関わらず数学の基礎学力を向上するために、「Qubena」を導入したという。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)