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2021年2月19日
Kids Public、ICT活用で保育園グループの「オンライン登園許可」を実現
Kids Publicは18日、保育園グループ「ウィズチャイルド」と連携し、同社のオンライン医療相談「小児科オンライン」による、同保育園のオンライン登園許可を実現したと発表した。
この取り組みは、ウィズチャイルドが運営する4つの保育園全てで今年1月から開始。コロナ禍でなるべく受診を控えたいという保護者のニーズが高まる中で、病院に行って登園許可証を取得しなくても、園児が安全に登園できるシステムを実現した。
保育園では、インフルエンザや溶連菌感染症など特定の感染症に罹患した園児が回復後に登園する前には、保護者に「登園許可証」の提出を求めている。標準的には、子どもが回復したタイミングで、登園前に小児科を受診し、小児科医による状態の確認をとったうえで、問題がなければ「登園許可証」を受け取り、その書類を持って登園する。
今回の連携で、ウィズチャイルドが運営する保育園の園児の保護者は、無料で「小児科オンライン」を利用でき、相談時に小児科医が伝えたアドバイスは希望に応じて園に連携される。
登園を迷う保護者は自宅から、登園前夜にオンラインで登園の可否を含めたアドバイスを受けることができ、問題がなければ登園前翌朝の受診が不要になる。
十分回復していると判断され、「翌日の登園は問題ないと思います」という小児科医からのコメントがあった場合、保育園はその情報連携をもって登園許可とみなす。
「小児科オンライン」は、2017年にウィズチャイルドに導入され、職員の福利厚生と、保育士が園児について小児科医に相談ができる体制整備として連携がスタート。
2020年からはコロナ禍の影響も受けてサービス利用者の範囲を拡大し、ウィズチャイルドの園児の保護者も無料で相談ができるようになった。
今回、長引くコロナ禍の状況を踏まえ、保護者に寄り添ったサポートを行うために、「小児科オンラインを活用したオンライン登園許可」を実現させた。
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