2021年7月2日
敬愛大学、副専攻が文科省の数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度に認定
敬愛大学は6月30日、同大学の副専攻が、文部科学省が推進する数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)に認定されたと発表した。同制度の認定は、副専攻「AI・データサイエンス」に対して行われたもので、千葉県内の大学では初だという。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度リテラシーレベルとは、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それらを適切に理解し活用する基礎的な能力を育成することを目的とした制度。数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について、体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励する。6月30日に行われた第1回認定では、11校が選定された。
同大学の副専攻とは、所属する学部学科のカリキュラムを学ぶ主専攻に加えて、もう1つの専門分野を学ぶことができる制度。修了要件を満たすと所定のプログラムを修めたことを大学が認証する「修了証明書」が授与される。2019年度より開設し、今年で3年目となる。
このたび認定された 副専攻「AI・データサイエンス」は、 経済・国際・教育の全学部を対象に開講され、入学前の学習経験を踏まえたカリキュラムや授業が設計されている。また初学者向けオリジナル動画教材「AI・DS(データサイエンス)へのいざない」を開発。大手IT企業との提携によるディープラーニングの活用事例の学習、学習管理システムによる学習支援、Q&A対応などの特徴がある。履修した人へのアンケートでは、84.9%が他学生への推奨に肯定的で、86.8%が学部学科の専門性との相乗効果あると回答。文系・理系の素養を問わず、幅広い学習者が必要な知識・スキルを習得できる。
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