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2021年7月14日
JTS、オンライン指導に対応した高校/大学野球向けトレーニング管理システムを提供開始
JTSは12日、高校野球/大学野球の練習で行われたトレーニングの成果をデータベース化し、日々のトレーニング目標プログラム作成に役立てるトレーニング管理システム「JTS Power & Speed Up Navigator for Baseball」を7月から提供開始したと発表した。
高校・大学の野球チームにおいて、「からだづくり」の重要性が、大会などで結果を出すという点や怪我の防止のという観点からも非常に高まっており、同社では以前から、トレーニングメニューの作成と実地指導をしてきたが、コロナによる影響で逐次訪問することが難しくなり、また年間2回~3回の同社による体力測定だけでは、日々のトレーニングの負荷を設定する指標にするには回数が少ないといった課題があった。また各チームにおいては体重測定や体力測定データは取っているものの、紙やExcelなどを使用したデータの管理方式では、情報の散逸や数年を通した傾向の分析が難しいといった課題も。
そこで、同社では日常的なウエイトトレーニングとグラウンドでの走力や跳躍力の測定値を、クラウドで管理・分析を行うことができる、トレーニング管理システム「JTS Power & Speed Up Navigator for Baseball」を開発。
同システムは、各チームで使用しているウエイトトレーニング機材による筋力の測定と、グラウンドでの走力、跳躍力などの測定から、高校野球・大学野球に要求される「からだづくり」の現状を可視化。
同システムの特徴は、①システムへデータ入力することで、データベース化し、ウエイトの推定1RMや30mダッシュのタイムなど測定データを管理するとともに、同社指標による「10段階評価」や、前回との比較を行うことができる。②データ分析により、各選手の実力値やその傾向、チーム全体の傾向、過去の選手含む異なる選手のデータ比較等を行うことができる。③測定データから、これからのウエイトトレーニングの負荷設定を算出することができる。④オンライン会議を使用し、システムを使用して出力された結果に対して、データの読み取り方法をレクチャーするサービスもあわせて提供する。
使用方法は、申し込み手続き後、接続先の URL とユーザー名とパスワードを、同社から連絡。PC からログインし、データの入力や参照を行うことが可能。Excel を使用した一括アップロードによるデータ入力や更新も可能。利用料金は、標準システム利用料 が月額1万1千円(税込)。ログインアカウントの追加、データ入力の代行、遠隔サポートは別途料金が発生する。
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