2021年12月28日
Nancy、メタバース×小学生のキャリア教育「こどものまちオンライン」スポンサー企業を募集開始
小学生が架空都市の運営発展を通して成長する「ぎふマーブルタウン」で経済産業省キャリア教育アワードを受賞したNancyは23日、「こどものまちオンライン」の実現を目指してスポンサー企業を募集すると発表した。
同法人は「子どもの『生き抜く力』を育む」をミッションに掲げ、子どもたちにキャリア教育を提供しているNPO。内閣府「平成26年版 子ども・若者白書」や日本財団の「18歳意識調査」などから、日本の子ども・若者は諸外国と比べて将来に希望を持てず、失敗を恐れて挑戦できない、「自分で国や社会を変えられる」と思えていないという調査結果が出ている。
同法人は岐阜で5年前から、「ぎふマーブルタウン」という事業を行っている。同事業は、失敗と挑戦が許容された架空都市で、働いて給料(架空通貨:マーブル)を稼いで税金を納めたり、集まった税金の使い道を決める国王を選挙で選んだり、自分たちで手作りした商品やサービスをお店で出して起業することができるもの。「正解を教えない教育」を特に大切にし、自分の頭で考えて自分の手で選択し、自分の足で動ける力を引き出していくことを目指している。年に2,3回ペースで開催しており、多いときでは1日に791名の小学生が参加。当日ボランティアも全国から100名を超える人が集まる。参加者のうちリピーターはおよそ70%、「自分の手で何かを生み出してみた」子どもは全体の75%にものぼる。
コロナ禍で同事業は休止しているが、「二度と楽しみにしていた子ども達を悲しませるようなことはしたくない」との思いから、バーチャル展示会などを手がける企業と連携しオンライン版「こどものまちオンライン」の作成を企画。アプリ形式を予定しており、iOS、android、Windows、MacOSに対応予定。
同法人では、家庭に負担をかけず、子供たちが平等に参加できるよう、同事業を無償で提供することを目指し、スポンサーを募集している。スポンサーには同事業内での広告がうてるなど支援金額に応じたリターンを用意する。
スポンサーに関する問合せ: gifu.nancy@gmail.com
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











