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2022年2月3日
すららネット、3年連続で経産省「未来の教室」実証事業に採択
すららネットは2日、経済産業省の2021年度「未来の教室」実証事業(テーマD:「学習ログ利活用」の実現に関するテーマ)に採択されたと発表した。
今回の実証では、生徒・保護者・学校教員・塾講師の4者間での学習ログの共有と効果的な学習支援を通して、学力向上成果を目指す。
2021年度の「未来の教室」実証事業では、「GIGAスクール構想」で掲げる「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現には教育データの効果的な利活用が不可欠であるという認識のもと、その具体的な方法を模索する実証事業を公募。
同社は2019、2020、2021年度と3年連続で「未来の教室」実証事業者に選定。今回は同実証事業のテーマD「学習ログ利活用の実現に関するテーマ」に採択された。
2021年度は、テーマA(「未来の教室」ビジョンの実現に関するテーマ)でも採択され、長野県坂城高校と共に「探究と個別最適化学習の接続」と「進路目標と関連付けた個別学習計画の設計支援」についての検証・研究を実施中。
今回のテーマでは、大分県玖珠町立くす星翔中学校と学習塾で、生徒のeラーニング教材「すらら」と「すららドリル」上の学習ログを連携・共有し、生徒の学力向上を双方向から支援できる環境づくりを目指す。
具体的には、事業開始時に「すららドリル」のテスト機能を活用して、学力状況把握テストを実施。テストの単元別の正答率をもとに、復習すべき単元を抽出・選定する。
生徒の状況に基づき、学習塾の講師が生徒・保護者に学習カウンセリングを行い、学習計画の策定や実施のための支援をする。学習計画を元に生徒が「すらら」と「すららドリル」を活用し個別に学習に取り組む。
実証の概要
対象::大分県玖珠町立くす星翔中学校(1年生約30人)、「すらら」導入塾(5教室)
内容:
①学校・学習塾間での学習プラットフォームの共有(中学校で活用している「すららドリル」の学習ログを、学習塾と共有して、生徒たちの習熟状況に合わせ、学習塾講師が遠隔で学習フォローを行う)
②生徒・保護者・学校教員・塾講師の4者間での学習ログの共有と効果的な学習支援(専用アプリなどを通じて、子どもたちの学習状況を、保護者もタイムリーに把握できる)
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