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2020年9月30日
COMPASSと新渡戸文化学園、経産省「未来の教室」実証事業に採択
COMPASSは29日、新渡戸文化学園とともに、2020年度の経済産業省「未来の教室」実証事業の、実証事業者とモデル校として採択されたと発表した。
同社は、2018・19年度の同事業に続き、3年連続の採択。今回の実証では、同社と同中学が共同で、EdTech事業者と学校によるオープンイノベーションにより、学校でのAIドリルの活用とその評価への紐付けによる新たな評価方法の創出を目指す。
AIドリルはこれまで、学校の授業内を中心として多くの場面で学習教材として活用されてきたが、AIドリルでの学習で蓄積されたデータについては評価における活用方法の指針などが明確でなく、個別の学校毎に一部評価への活用などが行われてきた。
一方で、学校現場での観点別評価はその仕組み上、教科や観点によっては教員によって評価を行うことが難しい部分があることなどが課題としてあげられていた。
今回の実証では、これら2つの課題に対して、AIドリルでの学習データから観点別評価へ活用することを試みると共に、学習データの評価への活用に関するガイドラインの策定を目指す。
同実証事業では、英語の教科学習の時間で、同社が「河合塾」と共同開発したアダプティブラーニング教材「Qubena中高英語 by 河合塾」を導入し、学習における知識・技能の習得の個別最適化と効率化を図るとともに、学習データを元にした観点別評価を試みる。
実証事業の概要
実施期間:9月〜2021年2月
事業概要:学校におけるAIドリルを活用した観点別評価の実践と基盤構築
実施場所:新渡戸文化中学校
対象生徒:中1~中3 の全生徒
対象教科:英語
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