2022年3月24日
入園・入学前の不安、TOP3は「登園・通学のグズり」「朝の支度」「どんな担任か」=アクトインディ調べ=
アクトインディは23日、同社の情報サイト「いこーよ」のユーザー325人を対象に実施した、「入園・入学で不安に思うことに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、4月に入園・入学を迎える子どもがいる保護者に、「不安に思う事」を聞いたところ、最も多かったのは「子どもがグズらず毎日、登園・通学してくれるか」53%で、園や学校生活をスタートするにはまず始めに乗り越えないといけないポイントと言える。
次いで多かったのは「子どもが朝決まった時間に支度して登園・通学できるか」51%。また、「子どもが園や学校で集団行動に馴染めるか」48%も4位にランクイン。
3位は「どんな先生が担任になるか」48%で、保護者にとっても、その子が保育園・幼稚園や小学校に入園・入学することは未知の体験。キーパーソンとなる「先生」がどんな人なのかに関心が高いのもうなずける。
また、「子どもに新しく仲のいい友達ができるか」44%も多くの人が不安としてあげた。
保育園・幼稚園に入園する時と小学校に入学する時とで不安に思うことに違いはあるのだろうか。
アンケートによると、入園時の方が不安の割合が高かったのが、「子どもがグズらず毎日、登園・通学してくれるか」や「子どもが保護者と長時間離れて園や学校で過ごせるか」で、入園するのが年齢的にまだ小さい乳幼児であることからくる不安と思われる。
一方、「どんな先生が担任になるか」、「子どもが朝決まった時間に支度して登園・通学できるか」、「子どもに新しく仲のいい友達ができるか」、「子どもが園や学校の活動(勉強含む)についていけるか」については、保育園・幼稚園への入園時よりも、小学校への入学時の方が不安に思う割合が高かった。
また、すでに子どもが登園・通学している家庭に、実際にトラブルや困ったことなどがあったのかを聞いたところ、「あった」が32%で、「なかった」が68%。3分の2の家庭が、保護者の心配をよそに、大きなトラブルなく無事に乗り切っていることが分かった。
今まで入園・入学後にどのようなトラブルがあったのかを、自由回答で聞いたところ、登園・登校しぶりに関するトラブルや、子どもの朝の支度が遅くて登園・登校時間に間に合わなくて大変だったなどのエピソードがかなり多く寄せられた。
この調査は、全国の「いこーよ」ユーザー(保護者)を対象に、3月7日~14日にかけて、Web上のアンケートフォームを使って実施。有効回答数は325人。内訳は20代以下(女性8%、男性0%)、30代(女性34%、男性9%)、40代(女性24%、男性14%)、50代以上(女性5%、男性6%)。
関連URL
最新ニュース
- 「EDIX(教育総合展)東京」、5月8~10日に東京ビッグサイトで開催(2024年5月2日)
- 第一志望に合格した大学生の5割以上が、2回以上「志望校が変わった」と回答=武田塾調べ=(2024年5月2日)
- アディッシュプラス、宮崎市による「宮崎市こころつなぐライン相談」事業を受託(2024年5月2日)
- Adecco、東京都「デジタル人材育成支援事業(短期集中コース)」の運営を開始(2024年5月2日)
- DNP、不登校児童・生徒などを支援する3Dメタバースを東京都の30自治体等に展開(2024年5月2日)
- ラインズ、入退室管理システム「安心でんしょばと」仙台市で一斉導入(2024年5月2日)
- コドモン、大阪府摂津市のこども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年5月2日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が山梨県南アルプス市で提供開始(2024年5月2日)
- ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」、岐阜・美濃市が導入(2024年5月2日)
- iU、eスポーツルーム開設 新年度から正式カリキュラム化も検討(2024年5月2日)