2022年12月15日
評価ツール「Ai GROW」、福井県立勝山高校が新設の「探究特進科」で導入
Institution for a Global Society(IGS)は14日、思考力・表現力・判断力などの「知識やスキルを活用する力」を、AIを活用して客観的に可視化する評価ツール「Ai GROW」(アイ・グロー)が、福井県立勝山高等学校に、福井県初の事例として有償導入されたと発表した。
「Ai GROW」は、IAT(潜在バイアス測定)技術を活用した信頼性の高い気質診断と360°コンピテンシー評価に、AIの補正を加えることで、生徒の資質・能力に加え、あらゆる教育活動の教育効果を正確に定量化する。
クラス・マネジメントや「探究」の適切な評価、各種教育プログラムの効果検証とエビデンス・ベースでのプログラムの見直しや改善などに幅広く活用できる。
同校では、新学習指導要領で重視される「探究型学習」に注力するため、今年度から新たな学科「探究特進科」を新設。今後、同科や普通科で探究型学習を核として進めていくために、適切で公平な評価ツールが必要となったことから、「Ai GROW」を導入した。
「Ai GROW」の導入で、生徒の多様な資質・能力の育成状況を定期的に可視化することで、「探究型学習」を中心とした教育効果の検証を行い、生徒の能力成長や進学実績の向上にもつなげながら、さらなる教育活動の質の向上に取り組んでいく。
12月20日には、同校1年生108人が「Ai GROW」を受検予定。
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