2022年12月16日
トップエンジニア学生、挑戦してみたいプログラミング言語は「Go」 =サポーターズ調べ=
サポーターズは15日、自主的に開発した制作物を保有するエンジニア学生(トップエンジニア学生)402人を対象に実施した、「トップエンジニア学生 最新トレンド調査2022」の結果をまとめ発表した。
それによると、「普段もっとも使っているor好きなプログラミング言語」を聞いたところ、「Python」40.8%が2年連続でトップだった。2位の「JavaScript」19.2%に倍の差をつけて、「Python」が好まれて使われていることが分かった。
AIや機械学習の分野で人気が高い「Python」は、シンプルで書きやすく、機械学習やデータ分析に便利なツールが充実している。トップエンジニア学生の使用するプログラミング言語は、最新の技術トレンドを踏まえた傾向が強いことがうかがえる。
3位は「C++」8.0%、4位は「Go」5.5%、5位は「C#」と「Swift」の4.0%だった。
「これから挑戦してみたいプログラミング言語」を聞いたところ、1位は「Go」43.8%で、以下、「Rust」31.8%、「Java」18.7%、「JavaScript」18.2%、「Kotlin」18.2%などが続き、近年注目されている言語がランクインした。
Googleが開発した「Go」は、多くの有名なwebサービスの開発やサーバー構築などに用いられている。また、近年アメリカの大手IT企業での採用が増えてきている「Rust」の人気も高いことから、就活を見据えた言語学習の傾向もうかがえる。
エンジニアとして「スキルアップのために最も力をいれていること」を尋ねたところ、「趣味でのものづくり」28.4%、「研究・授業」19.9%、「企業での開発インターン」19.9%、「企業での開発アルバイト」15.2%などが挙げられた。
また、「実際に行っていること」は、「趣味でのものづくり」75.1%、「研究・授業」61.7%、「企業でのインターン」43.5%と続き、学んだものを「実際に使ってみる」ことを重要視していることがうかがえる。
就活で「企業理解のために参加したいコンテンツ」を聞いたところ、「長期就業型インターン」や「1、2weekプログラム型インターン」に「ぜひ参加したい」と回答した学生は約50%にも上ることが分かった。
一方、「1、2dayインターン」は約26%にとどまることから、ある程度の期間の企業での実務体験を希望していることが分かった。
この調査は、①2023~2024年卒大学院生/大学生/高専生/専門学校生であること、②エンジニア職で就職を志望し、実際にプログラミング経験があること、③授業やスクール以外で自主的な制作物の経験があること―の3条件をすべて満たした「サポーターズユーザー」を対象に、10月末に、Webアンケートという形で実施した。有効回答数は402人。
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