2024年3月25日
みんなのコード、千葉・印西市立原山小学校での「情報探究の時間」の実践報告書を公表
みんなのコードは22日、千葉県印西市立原山小学校で昨年1年間行った「情報探究の時間」の取り組みをまとめた実践報告書を公表した。
同市は、5つのまちづくり政策の1つに「子どもたちの未来を育み誰もが心に豊かさをもたらすまちづくり」を掲げており、その一環として、同市と同NPOは昨年4月に、「情報教育をさらに前進させる」ために連携協定を締結。
同小は、2023年度に「授業時数特例校」の指定を受けて情報を学ぶ時間を確保し、情報教育の発展に積極的に取り組んでおり、同NPOは、同校の取り組みを同市内の他の小・中学校に広げるため、情報教育のモデルカリキュラムの開発をサポートした。
同NPOでは、子どもが体系的に学習できるようにするため、小学校段階から「情報を学ぶ時間」を設立し、情報活用能力を育成する時間を確保する必要があると考えており、今回の取り組みは、公立学校で体系立てた情報教育の時間をつくることで、他の地域や自治体のモデルケースになることを目指して実施した。
同NPOの担当者は、「2023年度から情報教育のモデルカリキュラム開発のプロジェクトの取り組みが始まり、1年間授業設計を一緒に行ったが、原山小の教諭や子どもたちが試行錯誤しながら学びに向かう姿を直近で見る中で、情報教育の更なる可能性の広がりを感じた。今回の報告書では、原山小の情報教育の背景や取り組み方と共に、教諭のリアルな声や授業紹介もまとめられている」とコメントしている。
今回の取り組みは、同市や千葉県に住む児童生徒を対象にしたプログラミングなどのデジタル教育活動の支援プロジェクトとして、Googleが助成をしている。
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