2024年4月19日
AmbiRise、電子請求サービス「Haratte」の導入で釧路市の学校・教委の支払業務が85%削減
AmbiRiseは17日、同社が提供する自治体向け電子請求サービス「Haratte」の釧路市における導入事例を公開した。
釧路市教育委員会では請求・支払業務に「Haratte」を採用し、2023年8月から稼働している。サービスの利用状況や効果等の実績が見えてきたことから今回事例として公表したという。
釧路市では請求書を伴う支出は市全体で年間約9000件、そのうち教育委員会・学校での支出が約6000件(約67%)を占めているという。これらの支出について、導入前は紙で受領した請求書を元に各学校で複写式の支出伝票を手書きで作成、教育委員会が取りまとめて財務会計システムに入力する運用が行われていた。
今回、「Haratte」の導入で、請求書が電子化されるとともに、教育委員会は送付された電子の請求書を用いて財務会計システムへの伝票入力を自動化、業務を大幅に削減できたという。
稼働後半年(2024/2月末時点)までで約2000件の請求書が電子化され、この割合で推移すると年間で送付される請求書の8割程度が電子化される見込みとなっている。
自治体側(学校・教育員会)は、これまで請求書1件の処理に15分程度かかっていた時間が「Haratte」の導入により2分以下に短縮された。
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