2014年3月7日
日立/東北学院の事務システムを統合し4月1日運用開始
日立製作所(日立)は6日、東北学院が、同学院の運営する幼稚園、中学校、高等学校、大学で利用する事務システムを統合し、クラウド形態での利用を実現する「次期統合事務システム」の本格運用を4月1日から開始すると発表した。
東北学院では、日立のクラウドソリューション「Harmonious Cloud」のプライベートクラウドソリューションを活用して、敷地外のデータセンタに、これまで各組織、各業務ごとに構築していたサーバーを仮想化・統合するなどしたIT基盤「総合情報基盤システム」を整備。
このIT基盤上に本事務システムを構築することで、ITリソースの最適化や効率的なシステム運用を可能とするほか、万が一、普段業務を行っている建屋が被災した際は、本学院内の他の安全な場所からも本事務システムが利用できるなど、BCP対策に寄与することにもなる。
今回、本格運用を開始する本事務システムは大きく2つのシステムから構成されている。
1つは、約1万2000人の学生が所属する東北学院大学で、学生が行う履修登録や各種証明書の発行、教職員が行う学籍や成績の管理などの業務に利用される教学系業務システムで、システム最適化と業務変更への柔軟な対応を実現する日立の大学向け学務情報システム「UNIPROVE/AS」(ユニプルーブ/エーエス)をはじめとする「UNIPROVE」シリーズを採用した。
もう1つは別会社で構築された各教育機関の財務会計や人事給与などの業務に利用される法人系業務システム。本事務システム全体を支えるIT基盤「総合情報基盤システム」には、サーバーやストレージなどに、日立のプラットフォーム製品群を採用し、各システム間で横断的に利用する学生や教職員の情報を一元管理する「東北学院データベース」を構築した。
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大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」
日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」
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