2025年11月13日
教員・養護教諭/医師に調査、医師も懸念する子どもの発育に影響する生活習慣と栄養課題とは=スリーエー・ライフ調べ=
スリーエー・ライフは12日、「子どもの生活習慣と食生活が発育に与える影響」に関する調査結果を公表した。
調査は小中学校の教員・養護教諭506名と医師503名の計1009名を対象に、9月29日~30日に行われた。

初めに、子どもの日常における生活習慣の変化について小中学校の教員/養護教諭に訊ねたところ、「偏食」「食物アレルギー」「朝食をとらない」「外食や中食(コンビニ・スーパーなど)中心の食生活」「家で一人で食事をとる孤食」「夜遅くまで塾や習い事に通っている」「睡眠不足」で、いずれも7割から8割以上が「増加傾向があると思う」と回答した。

これらの生活習慣の変化に関連して増加傾向があると思う子どもの体調や行動について訊ねたところ、「授業中の集中力の低下」「体力不足」「風邪などの体調不良」「情緒不安定や落ち着きのなさ」「食欲不振」で、7割から8割以上が「増加傾向がある」と回答した。

子どもの食生活について、学校現場で感じる保護者の意識や行動について訊ねたところ、「栄養バランスよりも子どもが食べやすいものを優先している」と回答した人が54.7%で最も多く、「健康に関心があるが、知識や手段が足りない」「給食に頼って家庭では簡単な食事が多い」と続いた。

また、子どもの食生活や生活習慣について、学校側として課題に感じていることを訊ねたところ、「連携できる外部の専門家や支援企業が不足している」「保護者との連携が取りにくい」「相談されても適切な助言が難しい」などが挙げられた。さらに、子どもの生活習慣・食生活に関する健康教育を、今後どのように考えているかを訊ねたところ、約6割が「学校で行うには限界があると思う」と回答した。

続いて医師に、子どもの発育に悪影響を与えると思う習慣・要因について訊ねたところ、第1位に「食事時間の乱れ」が挙がった。他には「偏食や栄養の偏り」「睡眠不足」「長時間のスクリーン接触」「学校や塾などの過密なスケジュールによる疲労」などが指摘された。

日常の診療において、近年の子どもに増加傾向があると感じる発育や健康上のリスクについては、「言葉や情緒・精神面の発達の遅れ」45.9%と回答した人が最も多く、「栄養不良や鉄欠乏性貧血などの栄養面の問題」「睡眠不足による生活リズムの乱れ」と続いた。

保護者は子どもの栄養対策のための栄養機能食品に対する正しい知識を持っていると感じるかと訊ねたところ、約6割が「十分に持っている/ある程度持っていると感じる」と回答した。子どもの身体成長や健康維持に必要な栄養として不足しやすい成分としては、「カルシウム」「ビタミンD」「鉄分」などが挙げられた。

また、栄養機能食品を取り入れることについては、約9割の医師が「非常に有用/ある程度有用」と回答した。
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