2026年5月14日
進路指導のデータ活用済みは8割超も「質」には課題感 =システックITソリューション調べ=
システックITソリューションは12日、中学校・高等学校で進路指導を担当する教員に実施した「教員が感じる進路指導の課題とデジタル活用の可能性」に関する調査結果を公表した。

調査では、現在の進路指導で生徒の学習データや行動データを「非常に活用できている」が26.4%、「ある程度活用できている」が56.5%となり、8割超がデータを活用していると回答。活用しているデータは、「生徒の進路希望」62.9%、「学習成績」58.1%、「出席状況や生活記録」52.2%が上位だった。

また、校務支援システムを活用し、生徒データに基づいた進路指導を行う体制については、「非常に整っている」21.2%、「ある程度整っている」54.9%となった。一方、現在活用している機能は「成績管理機能」56.3%、「通知表や指導要録の作成」55.8%、「出欠管理機能」49.5%が中心で、「進路指導に関する情報管理」は約4割にとどまった。

進路指導の質を向上させるために不足している要素では、「生徒一人ひとりに向き合う時間の確保」が47.6%で最多。次いで「データ分析に基づく個別指導ノウハウ」35.4%、「最新の進路情報の収集・提供体制」33.6%が続いた。データ活用上の課題としても、「データ活用に時間を割くリソースがない」37.6%が最も多く、時間や人員の不足が大きな障壁となっていることが分かった。

校務支援システムに期待する機能では、「生徒の学習履歴・成績データの一元管理」37.7%、「過去の進路実績データとの比較分析」35.1%、「生徒の行動特性・興味関心データの分析」29.7%が上位となった。


さらに、必要なデータの収集・分析ができれば、進路指導の質が改善されると考える教員は約8割に上った。
同社は、高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」を提供していて、学籍管理、成績管理、出欠管理、進路管理などを基本機能として、学校の運用に合わせたカスタマイズに対応している。
調査概要
調査期間:2月4日(水)~6日(金)
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1005人
調査対象:調査回答時に中学校・高等学校で進路指導を担当している教員と回答したモニター
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