2016年2月3日
9割以上が都立高校でのICT活用が必要、東京都が調査
92.6%が都立高校でのICT活用がさらに必要と回答。東京都が教育モニターを対象に実施したアンケート「都立高校におけるICT環境の整備及びICT教育の推進について」では、こうした調査結果が明らかになった。
東京都教育委員会は、都民に教育行政についての意見を聞く、東京都教育モニター制度を導入しており、今回のアンケートでは、2015年9月に、東京都教育モニター99名を対象に実施。82名の解答があった。
調査結果によると、アンケート以前から、東京都がICT環境の整備と活用に取り組んでいたことを知っていたか質問すると、「知っていた」は52.4%、「知らなかった」は47.6%となった。
さらに、都立高校に配備されているICT機器について質問したところ、パソコンは84.1%と最も認知されていたが、タブレット端末の認知率は25.6%と低い結果となった。
ICT活用による生徒への効果としては、「学習意欲の向上」が51.2%と最も期待されており、「各教科の学力向上」と「ICT機器利活用技術の向上」がともに22.0%と続いた。
また、ICTの活用を図る取り組みは、今後さらに必要になってくると思うかたずねると、「思う」が78.0%、「やや思う」が14.6%と肯定的な意見が9割を超えた。一方、「あまり思わない」は4.9%、「思わない」は2.4%となった。
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