2017年7月26日
慶應大発VB、人工知能で「味覚」を分析・見える化 飲食店を支援
人工知能を利用した味覚分析サービスを提供する慶應義塾大学発VBのAISSYは25日、同社が保有する人工知能を使った味覚分析システム「味覚センサーレオ」で、飲食店の商品開発を支援する「味覚センサーレオ 飲食店向け新メニュー開発パッケージ」を提供開始した。
同社では、これまで様々な食品メーカーや飲料メーカーの依頼を受け、味覚分析センサーを活用して、商品開発からマーケティング、販売促進まで、ヒトの味覚に関わるトレンド創出につなげる支援に取り組んできた。一方で、オーナーや運営企業から、新規の商品やメニュー開発に味覚分析を活用したいとの要望が数多くあった。
そこで、同社のミッションである「食の未来を見える化する」に基づき、飲食店の食に関わる課題を解決したいという想いから、まずは新規顧客の来店や再来店を促すための重要な要素である“商品”に着目し、名物メニューの商品開発を支援するパッケージを提供することにしたという。
味覚センサーレオとは、慶應義塾大学で開発され、AISSYが独占的使用権を取得した、ヒトの味を感じる仕組みを模倣したマシン。当センサーは、ヒトの味覚を感知する器官「味蕾(みらい)」の代わりをするセンサー部分で、食品サンプルから電気信号を測定し、独自のニューラルネットワーク(人工的な知能の実現)を通し、5つの基本味(甘味、苦味、酸味、塩味、旨味)を定量的な数値データとして出力する。
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)