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2017年10月10日
Amazon、STEMの部門賞を新設し、知育・学習玩具大賞2017を発表
総合オンラインストアのAmazonは6日、2回目となる「Amazon 知育・学習玩具大賞2017」を発表した。今年は、社会的に関心が高まっているSTEMをテーマに、「プログラミング」「ロボット」「算数・数学」の部門賞を新設した。
「Amazon 知育・学習玩具大賞」は、Amazonで販売している国内外の知育・学習玩具の中から、Amazonカスタマーレビューと専門家の意見をもとに、子どもの知的発達や好奇心を刺激するおもちゃを選定するもの。遊びながら学べる良質なおもちゃとして知育・学習玩具に対する顧客からのニーズの高まりから、昨年創設した。
Amazonでは、2004年10月に「おもちゃストア」を立ち上げ。現在の商品取扱点数は数百万点におよぶという。アマゾンジャパン バイスプレジデント ライフ&レジャー事業本部 統括事業本部長の渡辺朱美氏は、「昨年の『Amazon 知育・学習玩具大賞』の発表後、販売個数が前年比で50%増加、カスタマーレビューでも手応えを感じ、発表後1年間で1500件増加し6000件に達した」と説明。さらに、近年のアメリカでのSTEM教育の浸透に触れつつ、「日本でもSTEMに寄せられる関心やニーズの高まりから昨年10月に『STEMストア』を開設した。同賞の発表を通じて、理数能力に必要とされるアプローチ・発想の土台を築けるような知育玩具を提案し、年々高まるSTEM教育に対する顧客のニーズに応えていきたい」と述べた。
今年の選考方法は、おもちゃの対象年齢は2歳から12歳まで。一次審査として、数万点のおもちゃの中からAmazonカスタマーレビューにより47点を選定した後、脳研究、情操研究、プログラミングの専門家による二次審査を実施。「知育・学習玩具大賞」、「部門賞(プログラミング、ロボット、算数・数学)」、「審査員特別賞」、「Amazon特別賞」を選定した。
当日は、審査員である、東京大学 薬学部教授の池谷裕二氏、CANVAS理事長の石戸奈々子氏、みんなのコード 代表理事の利根川裕太氏が登壇し、受賞商品を評価とともに発表した。
知育・学習玩具大賞を受賞したのは、「ローリーズストーリーキューブス 冒険」。サイコロに書かれたイラストを繋げて、1つの冒険物語を作るというシンプルかつ遊び方に奥行があるおもちゃ。柔軟な想像力と順応性が求められる。アナログな見た目にもかかわらず、プログラミングに必要な基礎的な力の育成を助けるおもちゃであることが評価された。
部門賞:プログラミングの受賞は、「プリモトイズ キュベット」。まだ文字が読めない時期の子どもでも楽しんでプログラミングの基礎を理解できる点が魅力。家庭内でプログラミングを教えたり、親自身がプログラミングの概念を理解したりする上でも役立つと考えられ、木の柔らかい質感などプログラミングをより親しみをもって接することができると評価された。
また、部門賞:ロボットには、遠隔で親子がコミュニケーションできる「BOCCO」、部門賞:算数・数学には、教える側も教わる側も苦労する図形を、実感をもって楽しく理解できるおもちゃ「高学年の小学生ピタゴラス」が受賞した。
さらに、審査員特別賞には、コンピュータのドットを自分自身の手を使って打ち込んで体感的に学ぶことができるおもちゃ「ブロクセル」、ブロックにモーターやセンサーを組み合わせてプログラミングすることでアイデアを形にできる自分だけの動くおもちゃ「KOOV」、立体について「予測」や「反省」する能力が鍛えられ、楽しみながら学べる「Gravity Maze」の3商品が受賞した。
Amazon特別賞には、喜怒哀楽の感情を表現しロボットと暮らす未来を楽しく体感できるAI搭載のロボット「COZMO」。また、配管の形をし、3次元の構造物を表現できるユニークなブロック「チューブロック」が受賞した。
発表会場には、数組の親子が受賞商品でともに遊ぶ姿があった。はじめて会った子ども同士のふれあいも生まれていた。
いずれも科学技術系・理数系に関連した能力を育むことが期待できる商品。特長的なのは、子どものみならず大人も一緒に楽しめて、プログラミング的思考の概念の理解にも役立つこと。時代に沿っておもちゃも変化している。これからの教育を身近にアシストするツールとして知育・学習玩具にさらに注目が集まりそうだ。
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