2018年6月22日
金沢工大、工学教育の世界標準「CDIO」国際会議を日本で初開催
金沢工業大学は、「工学教育の革新(Innovations in Engineering Education)」をメインテーマとした「CDIO 2018国際会議」を、6月28日~7月2日にかけて、同大扇が丘キャンパス23号館をメイン会場として開催する。
「CDIO」(シー・ディー・アイ・オー)は、Conceive(考え出す)、Design(設計する)、Implement(実行する)、Operate(操作・運用する)の略で、工学教育の改革を目的として開発された考え方のこと。
MITやスタンフォード大学など39カ国、150以上の高等教育機関が加盟し、工学教育の事実上の世界標準になっている。
CDIO国際会議は2005年にカナダのQueens Universityで第1回会議が開催されて以来、毎年世界各地で開催されている。
2018年は第14回目となり、日本での開催は今回が初めて。現在、32カ国から286人の参加申し込みが来ているという。
同会議期間中は、工学教育の最新トピックに関する基調講演や口頭発表、ポスター発表、工学教育に関するワークショップやラウンドテーブル、CDIO Academy(学生によるグループワークや研究発表)など、さまざまなプログラムが実施される。
CDIO Academyには、13カ国から40人の学生も参加し、金沢工大の学生たちと交流を図る予定。
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