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2017年7月14日
高精度デジタル地図「GEOSPACE」が全国データの毎月更新を開始
NTT空間情報は、同社が保有する高精度デジタル地図「GEOSPACE CDS」の月度更新サービスを13日から開始した。協業開発先のインクリメント・ピーの更新データと連携し、全国の広い範囲で、詳細かつ新鮮な情報を反映していく。
月度更新は、前月末までに収集した、整備情報とユーザー投稿情報などを基に反映し、毎月中旬にデータを更新、提供する。すでに「GEOSPACE CDS」の利用者は、引き続き更新頻度が高まり、より鮮度の高いデータを追加費用なく利用できる。
「GEOSPACE CDS」は、電子地図、航空写真、衛星画像の3種類の高精度地図データを配信するクラウドサービス。地形や建物の形を精密に撮影した航空写真や、都市計画図などの公共測量成果物をベースに作成した地理空間情報で、離島を含む日本国土全域をカバー。国土地理院基盤地図情報の原典データとして、民間企業で採用された高精細な地図データ。
基本情報の「電子地図」は、非営利目的の利用なら印刷制限がなく、ハザードマップや各種案内、報告書や申請書の地図として多数の企業団体が採用している。
オプションの「航空写真」は、詳細な都市計画図や地域開発、農地管理、防災・減災のハザードマップなどに活用できる。都心部を中心に年2回更新。
また、オプションの「衛星画像」は、地上解像度31~50cmと、航空写真に匹敵する高解像度のデータをリーズナブルに利用できる。同じく、オプションの「ハイブリッド(航空写真/衛星画像)」は、航空写真と衛星画像を併用し、全国99%以上のエリアをカバー。林地管理の植生調査などの基礎調査などに活用できる。
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