2014年5月26日
DeNA/福岡で「アプリゼミ」の親子体験イベント開催
「やったぁ!」「いぇーい」「1000点取ったよ!」、タブレットを持った子どもたちの歓声や、笑い声が部屋の中に響く。これは25日に、DeNAが福岡で小学校1年生の子どもとその保護者を対象に開催したアプリの体験イベントの様子。
タブレットの画面に映し出されているのは、ゲームではなく算数の教材。DeNAがソーシャルゲームのノウハウを活かして開発した学習アプリ「アプリゼミ」の教材だ。子どもたちは、落ちてくる隕石と手元にある隕石を足して10になるようにしながら、数に慣れ親しむという教材を、シューティングゲームをやるような感覚で楽しんでいる。
この教材の目的のひとつは、子どもの学習に対する参加意欲の向上。アプリの算数教材の監修者であり、当日、イベントの講師を務めた筑波大学附属小学校の田中博史教諭は、アプリを使った学習について、「一方的に順序だてて教えるのではなく、体験や試行錯誤を通して、子どもたちが積極的に学習できるようにしたい」と話す。
田中教諭は、子どもがアプリに慣れたところで、次は親子で対戦するように促す。アプリやタブレットなどを使った学習は、子どもが1人の世界に没頭しがちだが、親子で会話しながら進めさせることで、コミュニケーション能力も伸ばすことができると説明。
「何で分かったのか子どもに説明させることが大事です」「大人が言いたくなるのを我慢して、聞いてみてください」、と田中教諭が教室を見回りながら次々と保護者にヒントを与えていく。すると、「何で間違えたのか考えてごらん」「10になるにはどうしたらいい」と親が子どもに話しかける声や、「お母さん、そこだよそこ」と子どもが親にヒントを与える声などが、教室のいたるところで聞こえてくるようになった。
保護者の1人は、アプリを使うことで、結果がでるまでの時間が分かるようになり、「早くしないと得点を獲得できないよ」「ちょっとドキドキするね」など、紙の勉強にはないコミュニケーションをすることができたと話した。
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