2015年1月29日
リクルート進学総研/高校の約半数がアクティブラーニング型授業を実施
リクルート進学総研は29日、高校の進路指導・キャリア教育に関連し、高校の進路指導主事を対象に実施した調査の結果を発表した。
それによると、アクティブラーニングなどの導入による授業改善の実施は、47%の高校が実施しており、実施していない高校34%を上回った。
しかし、その過半数は教員個人での取り組みであり、学校全体での取り組みは8.7%に留まっており、一部の教員がアクティブラーニング型の授業改善を牽引していることが分かった。
リクルート進学総研は、学校全体での取り組みに広げるためには、授業の進め方や成果の共有、評価方法などの支援が必要になるとしている。
また、高校生の能力に関して、「これから必要とされる力」と「現在持っている能力」について質問すると、持っている力が必要とされる力を上回ったのは、「チームで働く力(チームワーク)」に関する項目。
一方、必要とされているが持っていない力は「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」に関する項目であった。
高校教員からみると、規律を重視し、他人との意見は良く聞くものの、主体的に、課題を発見し行動する実行力に欠ける、そのように生徒の能力を分析していることが分かったという。
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