2016年4月27日
中高の運動部活動をICTで総合サポートするWebサイト「JASP」
保安企画は、NTT西日本、オール・オン・スポーツとともに、中学校・高等学校の運動部活動向けサポートサービスの開発に向けて共同検討を進めてきた。その結果を踏まえ、中学校・高等学校の運動部に所属する生徒とその顧問をサポートするサービス「ジュニアアスリートサポートプログラム(JASP=ジャスプ)」を保安企画から25日提供開始したと発表した。
部活動は、現行学習指導要領においては、学校教育の一環として明確に位置づけられているが、運動部活動指導では、教員数減少・高齢化による指導・引率の負担増や、担当する運動部活動の競技経験のない顧問が指導せざるを得ない状況が存在している。一方で、運動部に所属する生徒のニーズは、指導の高度化・専門化やスポーツ医・科学を活用した指導体制の構築等、多様化しているという。
これらの背景を踏まえ3社は、スポーツ医・科学を活用した情報を映像コンテンツとして提供し、ICTを活用した指導体制の支援、および指導者の負担軽減による「生徒へのスポーツ医・科学を活用したサポート」や「指導者へ短時間かつ容易に専門的知識を習得可能にするサポート」の実現をめざして、本サービスの共同検討を進めてきた。
2015年12月からは、中国・東海エリアで本サービスのトライアルを実施し、その結果、生徒からは「自分の弱点や正しいトレーニング方法を確認できた。自宅での練習にも活かせそう」、顧問の教師からは「顧問自身で伝えるのが困難なスポーツ医・科学に関連した情報を部活動指導に活用できた」という評価・感想があった。
これらの共同検討やトライアルを踏まえ、運動部に所属する生徒一人ひとりが、必要に応じたトレーニングメニューを効果的に実施できる本サービスの提供を開始することにした。
利用料金は、会員料個人が1ID月額500円(税抜)、団体(自治体/公立学校/私立学校等/競技団体/法人等)が1ID年額3360円(税抜)~4800円となっている。
関連URL
最新ニュース
- 宇宙に行ってみたい小中学生は55% プラネタリウムや宇宙科学館に行った経験がきっかけ =ニフティ調べ=(2025年2月10日)
- バレンタインで中高生の32.8%が「特に何もしない」と回答=スタディプラス調べ=(2025年2月10日)
- こども家庭庁、こどもの自殺対策に関する講演会「学ぼう心のサイン 守ろう10代の命」開催(2025年2月10日)
- B Lab、徳島県海陽町でeスポーツイベントと生成AIを活用したワークショップ開催(2025年2月10日)
- 海と日本プロジェクト、海洋ごみ問題を学ぶ小学校高学年向け出張授業in港楽小学校を開催(2025年2月10日)
- 横浜市立大学、社会人履修プログラム「研究開発型オープンイノベーター(ビヨンドURA)」4月開講(2025年2月10日)
- バイドゥ、愛知大学×Simeji マルハラ解消に向けた産学連携プロジェクト始動(2025年2月10日)
- 成蹊中学、武蔵野市の課題と解決策を生成AIで絵にした発表会開催(2025年2月10日)
- 長野・飯綱町、小6の理科で「micro:bit」を活用したプログラミング授業実施(2025年2月10日)
- 木村情報技術、クリエイター志望者向け「クリエナビ」 UdemyでUnrealEngine講座を公開(2025年2月10日)