2018年4月3日
ECC開発の外国語対話アプリ、近畿大学附属高の授業で共同実証実験
ECCは2日、近畿大学附属高等学校と共同で、同社の開発した対話アプリケーションを使った外国語習得に関する実証実験を行うことを発表した。
近畿大学附属高等学校では、2013年からiPadを生徒一人一台持つなど、ICT教育に力をいれている
ECCが開発した外国語対話無料アプリ「おもてなCityへようこそ!」は、1人でも英語の対話トレーニングができる自学学習用ツール。AIを組み込み、「音声認識」「音声対話技術」を利用した対話アプリケーションで、反射的な対話のトレーニングを可能とする。同アプリで外国人との対話練習、シミュレーションを行うことで、会話練習不足を補い、対話力の向上を目指す。
アプリでは、英語学習初心者の主人公になって、外国人観光客とさまざまなシチュエーションで対話を行う。いくつかのストーリーを継続的に体験していくことで、映画や小説、ゲームの世界に入り込んでいくような体験学習を実現する。
近畿大学附属高等学校ではiPadを生徒に1人1台持たせるなどICT教育に力を入れており、英語を通じてグローバル社会で活躍できる人材育成を目指していることから、ECCの対話アプリを使って共同で実践的な英語学習の環境づくりに取り組むこととなった。実証実験では、同アプリを英会話トレーニングツールとして3年生の指定クラスに導入し、京都の北野天満宮を訪れる訪日外国人に英語でインタビューをして、トレーニングの効果を検証する。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.436 千葉県立市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)を公開(2024年12月11日)
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)