2019年3月6日
共栄大ゼミ学生、英語学習AIロボット「Musio」の活用法を提案
共栄大学国際経営学部の平林信隆教授のゼミは、AKAと学研プラスに対して、AKAが開発した英語学習AIロボット「Musio(ミュージオ)」の活用法を提案した。
平林ゼミでは、国際化・AI化に適応できる力をつけるための授業の一環として、東京英語村(TOKYO GLOBAL GATEWAY)の活用をベースに、学生がMusioを使った英語学習方法を考案し、2月18日に学研本社ビルでその発表会を行った。
ゼミ学生らは、実際にMusioに触れ、使用上の長所や短所を体感。それによって得られた印象に基づき、入試・資格試験用コンテンツや教員・塾向けのコンテンツなどの直接英語学習に関わるものから、接客業向けコンテンツや高齢者向けコンテンツなど社会的な課題に関連したものまで、幅広い活用方法を提案した。
雇用人数を最小化したAI中心の「人工知能塾」のアイデアでは、授業を聴くだけではなく、ディスカッションやプレゼンなどを積極的に行い、それをAIが補助することを提案。教師の負担を減らすとともに、アウトプット型の授業を展開できるメリットなどを示した。
学生らはプロジェクトを通して、自身の知識や力量の足らない部分を認めながらも、企業とやりとりを重ねるなかで様々な学びを得ることができたという。
アメリカに本社があるAKAは、人工知能エンジンおよび人工知能ソーシャルロボットを開発している企業。AKAが開発したMusioは、自ら考えて会話をすることができる英語学習AIロボットとして、注目されている。
関連URL
最新ニュース
- 「TDXラジオ」Teacher’s [Shift]2022 夏休みスペシャル座談会【前編】(2022年8月15日)
- 夏休みの自由研究、参考にしたのは「本・図鑑」や「Webサイト」=小学館「HugKum」調べ=(2022年8月15日)
- AI教材「Qubena」、北海道留萌市の全小中学校7校が導入し約1100人が利用(2022年8月15日)
- 科学技術・学術政策研究所、「科学技術指標2022」を公表 日本の科学技術力は?(2022年8月15日)
- 母子手帳アプリ「母子モ」、愛媛県四国中央市で提供開始(2022年8月15日)
- 早稲田大学、文科省「リカレント教育推進事業」の採択受けDXコースを10月開講(2022年8月15日)
- ウェブ解析士協会、セミナー「効果的に学習するためのアウトプットの仕方」9月無料開催(2022年8月15日)
- 「ICT教材eboardをフル活用して二学期に備える!活用事例ご紹介セミナー」21・24日開催(2022年8月15日)
- 言語交流研究所、「親子で考える。留学・ホームステイ説明会」オンライン開催(2022年8月15日)
- CASIO、「高校ICT活用セミナー」オンラインで24日から開催(2022年8月15日)