2020年2月19日
相模原市、DNPの学習支援プラットフォーム「リアテンダント」を全校導入
大日本印刷(DNP)は18日、同社の学習支援プラットフォーム「リアテンダント」が神奈川県相模原市の全市立小中学校108校で導入されていると発表した。
相模原市では2018年度に、教員の長時間労働の要因であるアンケート集計業務の改善を目的に「リアテンダント」校内導入モデルを導入。回答済みのアンケートを学校の複合機やスキャナで読み込むだけで結果が自動的にグラフ化されることから、集計業務が効率化された。
さらに、テストの採点効率化においてもリアテンダント活用のニーズが高まったため、モデル校の期末テストで採点機能の実証評価を実施した。その結果、数学のテストで採点から結果入力までの作業時間がこれまでの3分の1に削減されるなどの効果が現れたことから、2019年度に中学校全37校にリアテンダントのテスト採点・集計業務が追加された。
教員が自作した定期テストを教員のパソコンでデジタル採点することで、観点別集計を効率的に行うことができ、学校によっては全科目・全教員での活用も進んでいる。また、全校生徒800名規模のマンモス校では、効率化で生まれた時間を個別指導や授業の改善に充てるなど、教員の意識の変化が生じている。さらに、採点の結果、設問別の正誤結果がスタディ・ログとして蓄積され、個人やクラスの学習傾向が見える化されるため、これらのデータを指導に活用する事例も出ているという。
同市では、同一教科を担当する複数の教員間や管理職も含め、全クラスのスタディ・ログを共有することで、教員間のコミュニケーションを図り、指導に活かしたいというニーズが高まっている。また、紙のテストだけでなくタブレット端末で行うテスト・ドリルのスタディ・ログも一元管理し、指導へ活用することにも着目している。DNPでは、これらのニーズに対しても、2020年度からのモデル校での実証評価をサポートすることで、同市のスタディ・ログに基づく「個別に最適化された学び」についての取り組みを支援していきたいとしている。
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