2020年8月24日
文京学院大学生と同大女子中高生が英国のサマープログラムにオンライン参加
文京学園は、アトランティック パシフィック ジャパンが主催するサマープログラム「海のグローバルリーダーシッププログラム2020」に文京学院大学生7名が、また「海のリーダーシッププログラム2020」に同学女子中学校高等学校の生徒20名が参加することを明らかにした。
同イベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施される釜石市根浜海岸で行われる短期間のサマープログラム。釜石市民と日本中の若い世代が海と関わり、海洋活動、海洋生物、海洋保全に対する自信と興味を再構築することを目的としている。また、東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市で実施することで、震災・復興・防災も学ぶことができる。
今年は根浜海岸で行うサマープログラムから、釜石市と東京とロンドンをつないで国内外の若者が参加することのできる3日間のオンラインセミナーへ変更となった。東日本大震災や釜石市の暮らしと復興、海でのライフセービング、環境問題など幅広い分野について、専門家をはじめさまざまな人からの話を聞くことができる。また、事前に収録されたインタビュー映像をZoom上で視聴し、ビデオに登場する人たちに実際に質問ができる機会も設けられる。
さらに、8月27日~29日には同学女子中学校高等学校の生徒が校内から「海のリーダーシッププログラム2020」にオンライン参加する。ほとんどはオンデマンド授業となるが、Q&Aなどはライブで行われる。また、東京大学大気海洋研究所の青山潤教授によるセミナーも予定している。
同プログラムへの参加を通して、海洋汚染や環境保全、プラスチックゴミの問題や東日本大震災からの復興について学ぶだけでなく、集団の中での指導力やディスカッション能力の向上を目指している。
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