2020年9月15日
麗澤大学、「海外留学の代替」として南イリノイ大学の授業をオンラインで開講
麗澤大学は14日、アメリカの南イリノイ大学と提携して、南イリノイ大の授業をオンラインで開講する「新しい留学プログラム」を、9月からスタートさせたと発表した。
麗澤大では、新型コロナの影響で、4月以降の海外留学を中止。再開の目途はまだたっていない。だが、同大は国際性にこだわる小規模大学で、留学を夢見て入学してくる学生も多い。
そこで、コロナ禍の状況下でも、学生たちが主体的に学べる環境を整えるため、「海外留学の代替」となる授業を提供することを目的に、「Community Engagement Program」の2016 年度以降入学者用履修規程への科目追加をすることを決定した。
このプログラムは、アメリカの南イリノイ大学「CESL」 (Center for English as a Second Language)が提供する授業をオンラインで開講するもので、現地の人々との交流ができる擬似的な海外留学プログラム。
地元で環境問題や女性問題などに取り組んでいるゲストスピーカーとの交流を通じて、コミュニティーの抱える様々な問題について学び、考察を深め、地域の環境や人々の生活をどのように向上させるかを議論していく。
日本にいながらにして、南イリノイの地域住民々と触れ合いながら、社会貢献とは何かについて学ぶ、貴重な文化交流の場となる。
「オンラインプログラム」概要
実施期間:週5日(月~金)×3週間のプログラム(日本時間 21:00~23:00 開講)
授業形態:遠隔授業(Zoomなどのオンラインツールを活用した形式)
対象:麗澤大の外国語学部2年次~4年次の学生
総時間数:30時間
参加条件:TOEICスコアによる参加制限あり(400点以上)
費用:$300
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