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2021年4月20日
ロフトワーク、オンライン教育プログラム開発ガイド「PATHWAYS」を公開
ロフトワークは、立命館大学歴史都市防災研究所とともにオンライン教育プログラム開発ガイド「PATHWAYS」をまとめ、19日に一般向けに全文無償公開した。
PATHWAYSは、教育機関・企業・NPOなどで教育プログラムや研修プログラムを企画・運営する人に向けて、オンライン教育プログラムの提供に必要な知見を収集したガイド。オンラインでプログラムを行う際の基本的な考え方を出発点に、「動画制作」「プログラム設計」「コミュニケーションツール」「ファシリテーション技術」などのプログラム設計の道筋をまとめている。座学プログラムに比べて、オンライン化が難しいとされるフィールドワークやワークショップにおける課題にも対応している。
さまざまな分野の12人のエキスパートにインタビューを重ね、オンラインプログラムを行う際に起こる課題に対して、実践的な解決方法をまとめて紹介している。例えば、すべてをZoom内でやろうとしないこと。講義(座学)は原則オンデマンド(録画映像+教材資料)での事前学習とし、Slackなどのテキストディスカッションを通じて先に議論・思考を深めた上で、Zoomでつなぐ時間は「アウトプットとフィードバック」の内容に特化すると、最も密度を高めることができる、など。他にも、Slackなどのテキストチャットでのコミュニケーションを円滑にするための、細かなチャンネルの命名・運用方針についても現場の工夫を紹介している。
この文書は、立命館大学歴史都市防災研究所ユネスコ・チェア「文化遺産と危機管理」国際研修コーディネートチームからの委託により、ロフトワークが実施したリサーチ活動の「報告書」であり、今回のリサーチで得られた知見と示唆を、さまざまな立場で同様のオンラインプログラムを企画・運営する人々と共有することを意図して、文章のほぼ全体をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開した。同ライセンスは、非営利目的のもと、適切なクレジットの表示、ライセンスへのリンク貼付、変更がある際はその旨を表示し、再配布の際は同じライセンスを付与すれば、利用・再配布することができる。
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