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2021年4月23日

全国の受験生が「関心を持った大学」、第1位は今年も早稲田大学 =テレメール進学調査=

フロムページは22日、2013年から毎年実施している「テレメール全国一斉進学調査」の最新調査(第9回)で、全国の受験生約4万人を対象に実施した「関心を持った大学2021」の在住エリア別集計の結果をまとめ発表した。


それによると、早稲田大、名城大、岡山大は、6年連続で地元エリアの1位となった。近畿エリアでは、前回2位だった近畿大が1位となった。近畿エリアを除く5つのエリアで、前年と同じ大学が1位だった。

関東エリアでは立教大が5位から3位に、近畿エリアでは関西学院大が6位から5位にランクアップした。

また、全国的に関心を持たれた大学では、早稲田大、明治大、慶應義塾大、法政大、立教大の順だった。国立大学では東京大が最も関心を集めた(全国では14位)。

有効回答者1人当たりの関心大学数は、前回の4.0校から2021年度は3.4校に減少した。2021年度の受験生は、関心大学数を減らした傾向が見てとれる。

立教大と上智大は、それぞれ全国5位(前回6位)、全国15位(前回17位)に順位を上げたが、大学入学共通テストの利用などを中心とした入試改革の影響がうかがえる。

北海道・東北エリアで、前回は関東エリア5大学(千葉大・明治大・法政大・早稲田大・筑波大)が20位以内にランクインしたが、今回は3大学(早稲田大・日本大・明治大)だけとなった。

近畿エリアでも早稲田大がランク外(前回19位)、九州・沖縄エリアでも東京大(前回15位)がランク外となった。新型コロナの影響による地元志向の可能性がある。

2020年もほぼ全面的に対面授業を行った安田女子大が、中国・四国エリアで3位(前回9位)に順位を上げた。

早稲田大は、北海道・東北14位(前回18位)、関東1位(前回1位)、中部9位(前回7位)、中国・四国19位(前回17位)、九州・沖縄20位(前回14位)と、近畿エリアを除く5つのエリアで20位以内にランクイン。

明治大は、北海道・東北19位(前回16位)、関東2位(前回2位)、中部11位(前回13位)にランクインした。

慶應義塾大は関東5位(前回3位)、法政大は関東4位(前回4位)。近畿大は近畿1位(前回2位)、中国・四国7位(前回4位)にランクイン。東京大は関東12位(前回13位)にランクインした。

この調査は、同社が管理運営する資料請求サービス「テレメール」を利用した受験生約44万人(令和3年度大学入学共通テストの受験者は48万4114人)を対象に、同社の紙媒体・メールマガジンなどで告知。

昨年11月1日~3月31日にかけて、アンケート専用サイトで最大40問・85項目の質問に回答を求める形で実施した。回答者数は 4万6749人(有効回答者数 4万2132人)。

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