2021年9月21日
クラーク記念国際高校、JAXA授業連携を全国オンラインで実施
クラーク記念国際高等学校は、9月15日にJAXA宇宙教育センターと連携し宇宙服と宇宙食についての授業連携を行った。
この授業は同校が新たにスタートした、「宇宙教育プロジェクト」の一環として、生徒たちにもっと宇宙に興味を持ってもらい、宇宙を考える事で地球環境や自分たちの生活について考える機会を与えたいという思いから実現した。
同校で7月からスタートした宇宙教育プロジェクトは、創立30周年に向けてスタートした宇宙をテーマとする探究学習プログラムを開発するプロジェクト。プロジェクトの一環として、全国のキャンパスから宇宙に興味がある生徒を集めて「宇宙探究部」を組織。高校生主体で人工衛星の企画~運用までを行う。衛星の打ち上げは2023年1月~4月頃を予定している。
同プロジェクトでは、高校生主体で人工衛星の企画から運用までを行う大きなチャレンジをしながら、そこに関わる生徒たちの成長をベースに、全校生徒向けの宇宙をテーマにした探究学習プログラムを開発していく。宇宙という生徒たちが興味を持ちやすいテーマで、生徒たちが楽しみながら非認知能力を高め、プログラムの開発を目指す中で様々な特別授業を試験的に実施している。
今回授業を受けたのは、次世代工学専攻(福岡)、グローバルサイエンスコース(横浜)、ロボティクスコース(クラークネクスト東京)、食物栄養コース(東京)、ペット生命科学コース(東京)、宇宙探究部(全国)の生徒たち約150名で、オンライン授業で受講した。
授業を受けた生徒たちから希望者を募り、「月面都市にクラーク記念国際高等学校ができた事を想定して、宇宙服(制服)、宇宙食(給食)の企画をせよ。」という探究学習を継続して行い、12月にJAXA宇宙教育センターにプレゼンテーションを行う予定もしている。
同高等学校は、「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として、1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国約50拠点で約1万人が学ぶ。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出している。
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