2021年10月1日
経産省、中高生の「デジタル関連部活」支援に向けた検討会を10月から開催
経済産業省は、未来のデジタル人材候補として期待される中高生らが活動するパソコン部・プログラミング部・ロボット部・AI部といったデジタル関連の部活動「デジタル関連部活」を活性化・高度化させ、生徒一人ひとりのデジタルスキルの向上を図るため、産業界を中心に同部活支援の在り方を考える検討会を、10月から開催する。
同省が10月に設置する「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」で、教育界や産業界などの有識者、デジタル庁や総務省、文部科学省、文化庁など関係省庁の参加を得て議論を進め、年度内を目途に、支援に向けた提言を取りまとめる予定。
デジタル技術に高い関心・能力を持っている生徒たちが活動しているデジタル関連部活だが、プログラミングの学習・指導経験がない教師が顧問を務めるケースが多く、十分な指導・助言が困難となることから、活動範囲が限定的になり、生徒たちはデジタルスキルの向上を図ることが難しい状況にある。
一方で、産業界には、将来を見据えた国・産業の競争力強化やCSR(社会的責任)活動の一環として、中学・高校などのデジタル関連部活を支援したいという意向がある。
そこで今回、同省は、産・官でデジタル関連部活を支援していくために、まずは、検討会を開催することにした。同検討会は、年度内に3回の開催を予定しており、そのつど同省のウェブサイトで開催案内を公開する。
「検討会」概要
・第1回検討会:10月5日(火)
・第2回検討会:12月(予定)
・第3回検討会:2022年3月(予定)
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