2026年1月27日
阪南大学、高大連携の成果「大阪サイエンスデイ2025」で優秀賞を受賞
阪南大学は26日、大阪府教育委員会が主催する「大阪サイエンスデイ2025」で優秀賞を受賞したことを発表した。
阪南大学では、大学が有する専門的知見を地域社会へ還元し、次世代のSTEM人材育成に貢献する取り組みを推進している。その一環として、同学教員の専門的指導のもと、高校生が取り組んだ研究が、「大阪サイエンスデイ2025」にて優秀賞を受賞した。
同研究の指導にあたったのは、阪南大学総合情報学部 総合情報学科の松田 建教授。松田教授は昨年度から阪南大学高等学校の研究指導に継続的に携わっており、大学教員の専門性を高校段階の探究学習へと展開する、高大連携の実践を進めてきた。同取り組みは、大学の研究・教育資源を地域教育に開放し、社会課題に向き合える理数系人材の基盤形成を目指すもの。
松田教授は指導にて、「①指導者の話に傾聴する」「②理解したことを行動に移す」という学習プロセスを重視し、探究活動を段階的に支援。具体的には、実験設備・機器の紹介、実験作業に関する助言、研究抄録の執筆指導、プレゼンテーション指導などを行い、大学教員ならではの専門的視点から、高校生が科学的思考力と実践力を高めることを後押しした。
今回、優秀賞を受賞したのは、阪南大学高等学校の高校2年生8名によるチーム(同校からは2チームが同発表会に参加)。テーマは「アゾ結合の分解による安全な紫外線の強度測定」。
同研究では、マゼンタとイエローのインク染料が持つアゾ基に着目。これらの染料は紫外線照射により有毒物質が発生する可能性がある一方、日常生活の中で広く使用されている。
生徒たちは、紫外線照射による染料の劣化を画像処理によって定量的に測定する手法を検討し、紫外線強度を安全に評価する方法を提案。身近な素材と科学的手法を結びつけ、理論と応用を往還するSTEM的思考を実践した点が高く評価された。
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