2019年3月1日
阪南大、全教室でスマートフォンを利用した座席指定システムを導入
阪南大学では、富士通マーケティングと共同で開発した「全教室でスマートフォンを利用した座席指定システム」を4月から導入する。
同システムでは、教員がいつでも瞬時に講義の座席表をWeb上で作成することができ、学生は、まるで映画館の指定席を確認するように、スマートフォンで自分の座席位置を確認することが可能となる。
これにより、従来、教室に提示されていた座席表が必要なくなるとともに、出席登録システムと連動させることで、座席位置に学生がいるのが瞬時に確認できる。また、特定の学生による座席の偏りがなくなり、私語の抑制にも効果があり健全な授業運営につながる。さらに、毎回座席を変化させることも可能なため、グループワークなどの活性化につながり、アクティブラーニングの促進にも寄与するという。
また、同システムはWebシステムのため、教室の設備に依存せず、全教室・全講義での導入が実現した。同学では、限られた教室で座席を指定するシステムはこれまでも存在したが、全教室で座席指定が可能となるシステムは例がないとしている。
阪南大学ではすでに2008年度から富士通マーケティングと共同し、一部の教室で座席指定のシステムを取り入れており、対象講義では、講義内容の習熟度向上に一定の成果があったことと、受講する学生側にとっても利便性が高まることが証明されていたという。
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