2020年3月30日
DNP、東京の公立中学でプラットフォーム「リアテンダント」の実証研究
大日本印刷(DNP)は、同社の学習支援プラットフォーム「リアテンダント」を活用したテスト採点業務の改善に関する実証研究を、昨年9月~2月に東京都千代田区立「麹町中学校」で実施し、その結果を27日に公表した。
同社は、児童・生徒一人ひとりに応じた学びと教員の指導を支援する「リアテンダント」を全国の自治体や学校に提供。神奈川・相模原市、岡山・倉敷市、奈良・奈良市、東京・荒川区と武蔵村山市、静岡・藤枝市、大阪・泉大津市などで全校導入されている。
今年3月には、全国100校(教員150人以上、自治体数では政令市含む42自治体のモデル校)で、「リアテンダント」の2020年度導入に向けた実証研究を完了。そのなかで、麹町中学で昨年9月~今年2月にかけて実証研究を行った。
同中学での実証は、1学年(数学)、2学年(数学・英語・理科・社会)、3学年(社会)を対象に実施。教員7人が参加した。
同中学では、「定期テスト」「担任制」「宿題」を廃止し、生徒の自律性を育むユニークな学校改革を実施。全国的にも注目を集めていたが、その一方で、教員の採点業務の負荷が高まるという課題があった。
その課題に対して、今回、「リアテンダント」を用いた採点デジタル化の実証研究を行ったところ、採点業務の所要時間が従来の675分から258分に短縮。これまでに比べ、教員の業務時間が60%削減されるという効果が得られた。
実証研究に参加した教員からは、「採点時間が短くなった」「合計点や観点別得点が自動で集計され、作業がラクになった」「点数の細かい分析ができるようになった」「空いた時間で生徒を見る時間が増えた」などの声が寄せられたという。
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