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2020年10月9日
奈良高専4年廣本一真さんがRoboMaster 2020 Robotics Competitionで日本人初受賞
次世代ロボットエンジニア支援機構は8日、次世代ロボットエンジニア支援機構に所属するRoboMasterチームの廣本一真(ひろもと かずま)さん(国立奈良高専4年生)がRoboMaster 2020 Robotics Competitionで、日本人初となるOutstanding Captain Awardを受賞したと発表した。世界177チームからわずか7名のキャプテンが選出された中、大会史上初かつ唯一の日本人からの受賞となった。
同賞は、その年の大会において傑出した指導力でチームを導き、優れた成果を残したキャプテンへ贈られる賞。世界から約200チームが参加する大会において、年間わずか数名のキャプテンが受賞してきた。この度の受賞は史上初の日本人からの受賞となった。
同チームは発足1年未満の新参チームで、今回が世界大会への初挑戦。コロナ禍という未曾有の危機に直面し、ロボット製作活動が上手く進められない中においても、廣本さん指揮の下で着実に成果が出るようチーム基盤を国内最高峰までに強化した。また廣本さんが機構の理事に就任し、チームのことのみならず国内ロボットコンテストチームの支援やものづくり界隈の発展等に、努力を重ね真摯に取り組んだことが評価され今回の受賞につながったという。
廣本一真さんは、国立奈良工業高等専門学校4年生。3年生までアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストに機械設計・製作担当として部活動で出場。3年生の時には部長を務め、大会最上位の賞であるロボコン大賞をチームで受賞している。2019年よりRoboMasterに出場するためScramble(次世代ロボットエンジニア支援機構内のロボットコンテスト出場チーム)に所属。2020年1月よりチーム内最年少(当時18歳)でキャプテンに就任、国内予選を突破しチーム初となる世界大会への進出を決めた。また、5月から同機構の理事に就任し、チームと法人運営の両者を担っている。
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