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2021年1月19日

フィーノ、幼児向け北欧教育スクールがオンラインクラスをスタート

フィーノは18日、同社が運営する、北欧教育スクール「フィーノリッケ」で、小学校入学を控えた親子を対象に、オンラインクラスを開講すると発表した。

世界一幸福な国といわれるデンマークでは、教育のあり方も日本と大きく異なり、国が主導となり入学前の子どもを対象に「0年生教育」を行っている。保育園・幼稚園と小学校では、環境や学習内容が大きく変化する。その間を、段階を追ってゆるやかに繋ぐことで、子どもが安心して、思いきり学びを楽しめるようサポートしている。

「0年生教育」で大切にされているのは、愛情をもって接して子どもの心とつながること、身体的・精神的な健康を育むこと、社会性を身につけることの3点。これにより結果として、自分らしさへの理解が進み、心地よい対人コミュニケーションの基礎を築くことにもつながる。小学校生活だけでなく、その後の自分らしい人生を切り開くためにも、とても大切なプロセスだと、デンマークでは考えられている。

デンマークの「0年生教育」を、そのまま体験できるのが、同社のオンラインクラス。「遊びの中に学ぶ喜びがある」という考えのもと、子どもたちの心に寄り添い、楽しませながら、学びへの興味をかきたてるプログラムとなっている。対話力や、文字・数などの知識はもちろん、不安や喜びといった感情との向き合い方まで、さまざま分野からアプローチを行う。子どもだけでなく、保護者にもデンマーク教育について学べる機会を用意している。

「子どもは2本の足で立つ」というのが、デンマークの考え方。右足は知識、左足は情緒を指し、その2つを同時に大切にするという意味。同社でも、この考えにのっとり、知識と情緒の双方向から、子どもたちが「本当の自分らしさ」を見つけられるようにアプローチし、「自分の幸せの定義」を探求する力を、身につけることを目指す。同社のクラスはオンラインの他、下北沢で教室も開校している。

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