2021年3月26日
金沢工業大学の取り組みが文部科学省のデジタル活用教育高度化事業に採択
金沢工業大学は25日、同学の取り組みが文部科学省が公募していたデジタル活用教育高度化事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されたことを発表した。
同学は2種類の事業に申請を行い、その両方が採択された。全体で252件の申請があり、私立大学で2種類の取り組みともに採択されたのは2大学のみだったという。
今回の取り組みでは、まず学内の各システムのデータを統合し、学生一人ひとりの入学から卒業までのデータを追跡する。続いて、卒業時の成績や就職先に基づいてデータを整理し、「学生がどのように学びを深めたのか」「学生がどのようにつまずいたのか」の各々のプロセスを明確化し、これらのデータをAIに学習させて、人間とともにAIがアドバイスできるようなシステムの構築を行っていく。
また、「時間と場所の制約を超えた学びの創出」を実現するため、「多地点等身大接続システム」と「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」を導入し、対面と遠隔の教育を融合する環境を構築する。
さらに、今回構築されるシステムやデータの解析結果や構築するAIを使った支援システムと教育効果を、ホームページやシンポジウムなどを通じて広く公表していくという。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)