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2021年6月30日
クラスジャパン学園、17自治体と連携して「ICT使った在宅学習のガイドライン」作成
クラスジャパン学園は29日、経済産業省「未来の教室」実証事業として、全国17自治体と連携して、ICTを使った在宅学習における出席・学習評価のガイドラインを作成したと発表した。
同ガイドラインは、不登校の小・中学生がICTを活用して自宅で学習した際に、在籍校で出席扱いとし、学習評価に反映するための考え方を提示したもので、経産省の実証事業プロジェクト「OJaC(オージャック)」で作成した同ガイドラインを全国1526の都道府県および市町村の教育委員会に送付した。
同ガイドラインが、全国の地方自治体の教育委員会・学校現場で利用されることで、不登校児童生徒だけでなく、すべての子どもが、いつでもどこでも学べ、その学びが義務教育の中で、出席・成績、及び学習歴に反映されるようになる。
同社は、全国17自治体の教育委員会と連携して、昨年9月23日から今年3月までの7カ月間、209人の小中学生と共に、ICT教材による個別最適化在宅学習を実施。
また、チャット担任による遠隔・人的サポートやオンライン体験活動での国内外社会科見学、チャット部活のグループコミュニティ、児童生徒とチャット担任の管理マイページ、情報管理のための共有ドライブなども提供。
そうした活動を経て、今回、ICTを用いた在宅学習における出席・学習評価のガイドラインを策定した。
「OJaC」は、不登校児童生徒のネットスクール「クラスジャパン小中学園」を運営する同社が、全国17自治体と共同で実施するオンライン留学プログラム。
同ガイドラインの概要
OJaC提携17自治体:北海道紋別市、北海道長沼町、埼玉県さいたま市、埼玉県吉川市、千葉県千葉市、東京都福生市、静岡県浜松市、三重県四日市市、大阪府大阪市、京都府京都市、奈良県奈良市、奈良県田原本町、兵庫県尼崎市、兵庫県川西市、岡山県高梁市、宮崎県延岡市、宮崎県宮崎市
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