2022年9月20日
スプリックスのテストシステム「CBT for school」、東京・板橋区内の全小中学校74校で活用
スプリックスは16日、同社のテストシステム「CBT for school」が、東京・板橋区内の全小中学校74校で活用され始めたと発表した。
同社は、東京・板橋区教育委員会と、「1人1台端末」のCBT(Computer Based Testing)活用に関する協定を締結し、基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBTを学校向けにパッケージ化した「CBT for school」を提供。
今回、同区内全小中学校74校の児童・生徒2万人以上が活用を開始した。
同社は2021年9月、同区内の中学校で、基礎学力に特化して評価するCBT「TOFAS」を試行。その結果、生徒や教員、同区教委から高評価を受けたことから、今回のCBT活用に関する協定を締結することになった。
同協定に基づき、①「CBT for school」の利用による「1人1台端末」の活用、②「CBT for school」の利用のよる児童生徒の学力向上に関する研究と検証、③「CBT for school」の利用による教員の作業負担軽減に関する研究と検証―の3項目について連携・協力していく。
「CBT for school」の概要
①国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)
計算、英単語、漢字・語彙の基礎に特化して評価するテストシステム。全世界での累計受検者数はのべ25カ国・15万人を超えており、国際基準で学力を評価できる
②単元別テスト
児童・生徒個人だけでなく、クラス別、学校別のテスト結果もデータベースで集積し、分析結果を現場教員が日頃の授業改善のために活用できる
③プログラミング能力検定
全国3000を超える教育機関が実施。プログラミング概念の理解度を体系的に分析・評価することができ、それまでの学習成果を証明するとともに、その後の効果的な学習につなげることができる
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