2022年10月5日
母子モ、「母子モ 子育てDX」の小児予防接種サービスが和歌山県有田市で導入
母子モは3日、同社が提供する、乳幼児期の予防接種に係る手続きのオンライン化を支援する「母子モ 子育てDX」の「小児予防接種サービス」が、和歌山県有田市にて本導入されたと発表した。
同市では、「子育ての喜びが人と人を結びつけ 子育て文化を創造するまち ありだ」を基本理念として、地域が一体となって子どもが健やかに成長できる環境づくりを推進し、2019年8月から『母子モ』を導入し、『すま☺ぷり』として提供している。
今回、同市では、オンライン上で小児予防接種の予診票の記入や提出、接種結果の入力などが可能となる『母子モ 子育てDX』の「小児予防接種サービス」の提供を開始する。同サービスにより、これまで手書きだった小児予防接種の予診票の記入にかかる手間などを改善し、自治体・医療機関においても、予防接種に係る業務のオンライン化を実現することで事務処理の煩雑さの軽減が期待できる。
同サービスは、自治体から配布される専用QRコードを読み込むだけで、『母子モ』のアプリ上で予診票の入力と医療機関への提出が可能となるもの。複数接種する場合は予診票へ一括入力が可能なほか、煩雑な予防接種スケジュールを自動で一覧作成できる機能もあり、接種間違いのリスク軽減や予防接種に係る手間を大幅削減し、忙しい子育て世帯をサポートする。
また、予診票の管理や処理をオンライン上で可能にすることで、自治体では予診票のチェックや健康管理システムへの入力作業などの手間などが大幅に削減され、医療機関では複数枚の予診票を一括で確認や記入が可能になり、自治体への請求に関わる集計も自動処理できるなど、小児予防接種にかかる事務作業の簡便化・高度化を実現する。
同市では、予防接種の種類ごとに紙の予診票への記入や煩雑なスケジュール管理の手間を削減し、子育て世帯の負担軽減を図ることを目的に、同サービスを10月1日から提供。まずは市内の4医療機関で、11月にはさらに3医療機関を追加して合計7医療機関でデジタル予診票の受付を開始する。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











