2023年6月15日
「ChatGPT」に関する保護者アンケート「経験させたい、使わせたい」7割超え= CA Tech Kids 調べ=
CA Tech Kidsは13日、「ChatGPT」に関する保護者の意向アンケート調査の結果を発表した。

「ChatGPTについてどのくらい知っていますか?」の問いに「かなり詳しく理解している」保護者は2%。「基本的なことは理解している」保護者が37%で、保護者の約4割がChatGPTについて理解している。

「ChatGPTを使ったことがありますか?」の問いには、「実際に利用している」が8%、「試したことはある」が20%で、約3割は利用経験がある。
「詳しく理解」し、「日常的に利用している」層は、ともに1割に満たず、「名前を聞いたことがある」ものの、「使ったことがない」という層が大半を占めていて、報道などにより認知はされているが、実際に浸透しているとは言い難い。

ChatGPTなどの生成AIを今後子どもが利用する可能性については、「積極的に利用させたい」21%、「適度に利用させたい」32%で、「不安はあるが経験させたい」18%を合わせると約7割の保護者が利用に賛同を示している。「不安で触らせたくない」という回答は1%に留まり、残りの約3割が「これから一緒に考えたい」。

学年別の傾向としては、学年があがるほど「不安はあるが経験させたい」という層が僅かながら増えていて、低年齢よりも年齢が高い子を持つ保護者の方が不安を感じているようだ。

同スクールが実施した「ChatGPT親子体験イベント」に参加した保護者については、「これから一緒に考えたい」が1割程度で、約9割が利用に賛同するという結果だった。
これらの結果から、保護者自身もまだ利活用が進んでいるわけではないが、子どもが利用することは前向きに捉えていることがうかがえる。「これから一緒に考えたい」という層も多く、まさに現在が過渡期であるという。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査(イベントへの申込時に任意回答)
調査人数:小中学生の子を持つ保護者226人
調査時期:4月14日〜5月28日
調査主体:小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













